地球規模の視野で考え、地域の視点で行動する

法文学部長

法文学部長
井口 秀作

愛媛大学法文学部は、「人文社会諸科学の知識を基盤とした幅広い教養と実践的能力(実践知)を有する、汎用的能力の高いグローバル人材を育成する」ことを目標に掲げています。現代社会のグローバル化は、この先も止まることなく進んでいくことでしょう。皆さんは、否応なしにそのような社会で暮らしていくことになります。そこでは、日本を含む世界の多様な社会と文化のあり方を理解することが求められるのは当然ですが、社会がグローバル化するからこそ、自分たちの暮らす地域に対する理解が不可欠となるはずです。「地球規模の視野で考え、地域の視点で行動する(Think globally, act locally)」というグローカル・マインド(glocal mind)を法文学部は大切にしたいと考えています。皆さんが、法文学部での学生生活を通じて、幅広い知識を学び、それを実践に活かせる行動力を身につけることで、自分自身の可能性を最大限引き出してくれることを期待しています。

法文学部の沿革

1949年
5月31日
愛媛大学が発足し、旧制松山高等学校を母体として、文理学部(人文学科・理学科)が創設される。
1968年
4月1日
文理学部が改組され、法文学部(法学科・文学科)、理学部、教養部が設置される。
1973年
4月1日
法文学専攻科(法学専攻・文学専攻)が設置される。
1979年
4月1日
法学科に夜間主コースが設置される。
1981年
4月1日
法学科・文学科が改組され、法学科・経済学科・文学科の3学科となる。
1981年
4月1日
経済学科に夜間主コースが設置される。
1981年
4月1日
大学院法学研究科(修士課程)が設置される。
1983年
4月1日
文学科に夜間主コースが設置される。
1983年
4月1日
文学科が大学科目制(3大学科目)に改組される。
1996年
4月1日
法学科・経済学科・文学科が改組され、総合政策学科(5コース)と人文学科(3大学科目)となる。
1998年
4月1日
大学院法学研究科(修士課程)が改組拡充され、大学院法文学研究科(修士課程)が設置される。
1998年
4月1日
人文学科が大講座制(3大講座)となる。
2008年
4月1日
総合政策学科が3コース、人文学科が5専攻コース・6副専攻型プログラムとなる。
2014年
4月1日
人文学科が2専攻コース・6専攻分野となる。
2016年
4月1日
総合政策学科・人文学科が改組され、人文社会学科(3コース)の1学科からなる新教育が始まる。
2018年
4月1日
学部創立50周年を迎える。
2020年
4月1日
法文学研究科(「総合法政策専攻」、「人文科学専攻」)を改組し、人文社会科学研究科(「法文学専攻」、「産業システム創成専攻」)が設置される。