125Ehime University Faculty of Law and Letters 50thに特化した文理融合の社会共創学部を新設されました。地域社会が抱える諸問題を解決へと導く人材の育成の為と聞いています。その一環として、大学は、平成２７年度から平成３１年度までの５年間、地域の未来創生に向けた“愛”ある愛媛の魅力発見プロジェクトを前に進め、その間卒業生の県内就職率を１０％向上させる文科省所管のＣＯＣ＋事業に取り組んでおられます。愛媛銀行としましても愛媛経済同友会と連携を図り、目的を達成する為の一助として、「地域企業の再発見」と題した提供講座を平成２８年１０月より開講することとしました。 愛媛には、愛媛を拠点に活躍している地元企業が沢山あります。愛媛経済同友会の会員のトップの講和を直接聞くことで、卒業生のキャリア育成や職業選択に役立つことと確信しての講座提供でした。全学生が対象で、第１回目から教職員を始め受講生より高い評価を得ることが出来ました。今年２月第２回目が終了し、只今第３回目の準備に入っております。県内就職率も微増ですが改善傾向と伺い、我々の励みにもなっております。 冒頭にも述べました通り、当行の創業は、大正４年東豫無尽蓄積株式会社が設立されたことに始まります。以来、当行で受け継がれてきた精神は「思いやり」「相互扶助」、仏教とともに伝来した約１５００年の歴史を持つ「無尽」の心です。「お客様を第一に行員を大事にすることが繁盛のもとである」という創業者精神を、私たちは今でも大切に守り続けています。無尽の精神とともに歩む当行の使命は、地域の産業と人々の暮らしを支えていくことであり、地域のお客様に信頼され、地域の発展に尽くしていくことです。 法文学部の皆様に対する期待は、我々が大切にしています「無尽」の精神をよく理解して頂き、新たな文化・社会の在り方を考え、その実現に寄与する為、学びの成果を行動に移すことが出来る人材に育って欲しいことであります。 最後に、私からのメッセージと法文学部の皆様への期待を述べて締めくくりと致します。愛媛経済同友会愛媛銀行提供講座（平成２８年１０月６日、愛媛大学にて）地域企業の再発見開講に関する記者説明会（平成２８年９月２８日、愛媛大学にて）
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