愛媛大学法文学部 創立50周年記念誌
97/192

97Ehime University Faculty of Law and Letters 50th法文学部の思い出法文学部総合政策学科 4回生 渡邊 卓也 私は法文学部の総合政策学科の夜間主として愛媛大学に入学しました。夜間主ということで授業は主に午後6時からが多かったです。昼間はアルバイトをしていました。 法文学部の思い出は刑法学のゼミ合宿です。広島県の呉市にある海上保安大学校で、愛媛大学、海上保安大学校、島根大学の学生たちで議論しました。テーマは詐欺罪についてで、一つの判例を取り上げ、それについて議論を深めました。たった一つのテーマでも自分の気付かなかった案が多く出てきて非常に勉強になりました。議論の後は飲み会をしました。他の大学の学生と交流する機会はあまりないので非常に新鮮でした。同じ大学でも似ているところもあれば違うところもあって面白かったです。 他に印象に残っている思い出は海外学修です。私は、大学2年の3月に台湾に行きました。台湾の学生たちと自ら研究したこと発表したり、交流を深めたりしました。台湾は親日の国で、日本語が町のあちこちにあって旅行しやすい地域だと思いました。台湾の夜市は賑わっていて楽しかったです。しかし、臭豆腐の屋台周辺は臭くて近寄れませんでした。以前、愛媛大学に留学に来ていた台湾人の友達とも再会することができました。台湾のおすすめのお店に連れて行ってもらいました。美味しい食べ物をたくさん紹介してもらってよかったです。 大学4年の9月にはインドへ行きました。まず、インドの交通量の多さには驚きました。また、交通ルールも日本ほど整備されておらず、何度か接触事故になって怖かったです。インド料理はスパイスがきいていて美味しかったです。ただ、お菓子は甘すぎて、私の口には合いませんでした。インドは宗教の国なのでキリスト教の施設やヒンドゥー教の寺院などを見ました。非常に趣があって面白かったです。 法文学部に入ってよかったことは、法律学や人文学について学び、今まで自分が気づかなかったことが学べたことです。たとえば、冤罪によって処罰されてしまう人が過去に数多くいたことや、英語教育というものが今のままでよいのかといったことです。その他にも様々なことを学ぶことができましたが省略します。 私は主に法律学を学びました。私は法律とは絶対的なものだと初めは思っていました。確かに法律を守らなければこの社会の秩序を維持することはできません。しかし、法律を制定するのは人間であり、何が正しい法律であるかということは、人間が決めていかなければならないということを気づかされました。だからこそ法律はあらゆるケースを想定して慎重に考えていかなければならないと思いました。 愛媛大学法文学部での学びは、私の人生の中で非常に貴重でかけがえのないものとなりました。この経験をいかしてこれからの仕事や生活に役立てていきたいです。台湾の「台北101」ビル

元のページ  ../index.html#97

このブックを見る