愛媛大学法文学部 国際交流報告書2015
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16(1)研修の日程(準備期間)2015年3月~5月:バーチャル(オンライン)でのスペイン・日本合同ゼミナール実施6月~8月:英語テキストによる自主学習、安全指導など(スペイン海外研修)2015年9月 リアルゼミナール(海外研修)11日 羽田発 ロンドン経由でバルセロナへ13日 ロビィーラ・イ・ヴィルジリ大学のあるタラゴナへ移動、顔合わせ、タラゴナ見学、ウェルカムパーティー14日 ロビィーラ・イ・ヴィルジリ大学での合同ゼミ “Doing Business Globally”日本(明治大学・愛媛大学 学生)とスペイン大学生グループでのディスカッション、ビジネスモデルを考案、現地での交流、ディナー15日 ビジネスモデルのプレゼンテーション各グループが英語で考案したビジネスモデルを報告、英語での質疑応答、修了式17日 英国経由で成田へ移動(2)研修の費用(参加学生ごとに異なるためおおよその金額)国内移動(松山~東京往復):約10,000円海外移動(東京~スペイン往復):約180,000円(チケット購入時期が異なるため一律ではない)スペイン国内移動費、食費など雑費:約30,000円海外宿泊費:約40,000円海外旅行保険:約3,500円(3)参加学生愛媛大学 学部生3名(引率教員1名、職員1名)明治大学 学部生3名 大学院生1名(引率教員1名)スペイン ロビィーラ・イ・ヴィルジリ大学 学部生8名(現地指導教員1名)(4)研修の概要① 目的•ビジネスモデル設計についての考え方を理解•スペイン学生とともに自ら新しいビジネスモデルを考案、その内容を英語で報告•LINE(ソーシャルメディア)の利用実態についての調査•オンラインの課題を共同で取り組んだ際の感謝やその感想を伝え、相互に交流•日本人とスペイン人との感覚の違いやその背景に何が関係しているのかなどを理解② 全体像 3月から5月の間に、オンラインでの課題を合同で実施し、9月中旬にスペイン現地、ロビィーラ・イ・ヴィルジリ大学でリアルゼミナールを実施。③ スペインでの現地研修(リアルゼミ) スペイン現地では、スペインの大学生と日本人の大学生(明治大学、愛媛大学)で小グループを作り、各グループで与えられたテーマについて議論し、新しいグローバル・ビジネスモデルを提案することを目的とした。その際、コミュニケーションはすべて英語であり、ビジネスモデルのプレゼンテーションおよび質疑応答も英語で行った。(5)参加学生による「到達点と今後の課題」(国際連携促進事業で設定された「標準フォーマット」の内容より一部抜粋)「研究面での私の目標であった、しっかりと自分の意見を持ち積極的に発言するという点に関しては、できる限り自分から発言することができたのではないかと思う。しかし、ディスカッションの場を引っ張っることができていたかというと、それはできていなかった。自分が発言しなければいけないと思いながらも、なかなかアイデアが浮かばなかったり、次に何をすれば良いかを考えすぎてしまったりで、ディスカッションを自分が進めるということはできず、スペインの学生が進めてくれていてように思う。スペイン海外研修報告︰Overseas study in Spain "Doing Business Globally"研修先:Rovira I Virgili University(ロビィーラ・イ・ヴィルジリ大学)担当教員 折戸 洋子

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