愛媛大学法文学部 青い地球交流記2015
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Study abroad brochure 20156緩りとした時の中で学ぶ異文化。訪問国ニュージーランドニュージーランド英語研修オークランド大学イングリッシュ・ランゲージ・アカデミー(ELA)での英語研修New Zealand Aotearoa毎年ニュージーランド(オークランド)で研修を行うのにはいくつかの理由があります。まずはニュージーランドの人々の素朴さです。彼らは初対面の人の言うことにも「ふんふん、なるほど」と必ず耳を傾けてくれます。対照的にイギリス最大の都市ロンドンの人々は、都会的で事務的で、必要以上に相手との距離をつめようとはしません。またニュージーランド最大の都市オークランドに「大都会」という言葉は似合いません。すべてがロンドンや東京の2分の1くらいの早さ(鈍さ?)で動いています。この早さ(鈍さ)が愛大生には一番合っているのではないでしょうか。では、なぜイングリッシュ・ランゲージ・アカデミー(以下ELA)を研修先にしているのか?それはELAが単なる語学学校ではないからです。ELAはニュージーランドの最高学府であるオークランド大学「附属」の語学学校だからです。このことは教育の質の保証は言うまでもなく、オークランド大学のキャンパスを自由に行き来できるというメリットもあります。今回は2週間という短期間の研修でしたが、大学附属の語学学校への長期研修(6ヶ月以上)の場合、現地の学生との交流も可能です。さて、ELAの2週間英語研修プログラム自体は、大きく2つから成り立っています。1つは言うまでもなく、午前中の英語の集中授業です。研修期間が日本の大学の夏季休暇期間と重なり、周囲には他大学の日本人学生が多く見られましたが、それでも学生には英語で考え英語で伝える機会が提供されました、いや、そうせざるを得ない状況に追い込まれたと言った方が正確かもしれません。2つめはホームステイです。授業の合間や午後の自由時間であれば、愛大生同士、あるいは他大学の日本人学生と、お互いに日本語に「飢えた」状況ですから、日本語での会話が弾んだはずです。ところがホームステイ先では英語を使わざるを得ません。また家族構成も様々です。お年寄り1人だけの家もあれば、大学生がいる家族、小さな子供がいる家族、さらには長期の留学生を受け入れている家族までありますから、どんな「想定外」のことを誰から尋ねられても、英語で答えるしかありません。教科書に沿った「想定内」が原則の昼間の授業を、ホームステイ先での滞在が補完しているわけです。ELAと愛媛大学法文学部との間では、2014年12月に、学生派遣に特化した形での交流協定が締結されました。これにより今後さらに多くの学生がELAで研修を行うことが予想されます。また今回同様の引率型英語研修プログラムは、2016年度以降も継続される予定ですから、乞うご期待!●スタッフ●参加者●研修内容●行  程●費  用:::::井上 彰(法文学部)、今泉志奈子(法文学部)学生9名(+若手事務職員1名)合計10名オークランド大学イングリッシュ・ランゲージ・アカデミー(ELA)での英語研修2015年8月21日~9月7日(16日間)8月21日 ……………松山空港発→羽田空港着・発→シンガ          ポール経由→8月22日 ……………オークランド着8月24日~9月4日…ELA2週間英語研修プログラム9月5日 ……………オークランド発→9月6日 ……………シンガポール経由→羽田空港着・発→          松山空港着約30万円(航空券、授業料、ホームステイ費(朝・夕食込み)、保険等)海外研修報告書2 0 1 5青い国四国発青い地球交流記YMCAでお誕生日パーティホストファミリー全員集合!経由地シンガポールは多言語空間若手事務職員同士の交流オークランドはCity of Sailsと呼ばれています2週間のふりかえりニュージーランドへ出発!初日のオリエンテーション

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