愛媛大学法文学部 青い地球交流記2016
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Study abroad brochure 20167訪問国インドインド・フィールドワーク 2016異国での出会いと対話。●スタッフ:石坂晋哉(法文学部)、近廣昌志(法文学部)●参加者数:学生13名(法文学部13名) ●研修内容:フィールドワーク●行程:○8月23日…松山発、ソウル経由、デリーへ○8月24~27日…デリー(JNUにて調査)○8月28~30日…ベンガルール(SJCCにて調査)○8月31日…デリー(JNUにて国際セミナー)○9月1~2日…デリー発、ソウル経由、松山へ●費用:約18万円(航空券10万円ほか)(※専用車手配代等は別途)デリー(JNU、DU、IGNOU)訪問国インド海外学習(インド)交流を通じて歴史を学ぶ。デリー(JNU)、ベンガルール(SJCC)2016年度インド・フィールドワークは、法文学部の科目「海外フィールド実践」の一環として実施されました。この授業は、「事前学習(前学期)→フィールドワーク(夏)→事後学習(後学期)」という形で、通年で開講されます。2016年度は「日印関係」を全体テーマとし、参加学生が5つの班に分かれて調査トピックを絞り込み、先行研究を調べ、質問票を準備し、北インド・デリーのジャワーハルラール・ネルー大学(JNU)および南インド・ベンガルールのセント・ジョセフ商科大学(SJCC)にて、質問票調査およびインタビュー調査を実施しました。愛媛大学法文学部と、JNUの国際問題研究院および言語・文学・文化研究院は、学術交流協定を締結しています。この協定にもとづき、本フィールドワークに際しても、8月31日にJNUにおいて国際セミナーを開催しました。帰国後は調査結果の分析を進め、12月10日に愛媛大学で開かれたグローカル・フェスティバルにおいて成果発表を行いました。詳細は、『2016年度インド・フィールドワーク報告書LOTUS』をご参照ください。海外体験ブックレット2016 青い国四国発・青い地球交流記海外体験ブックレット2016 青い国四国発・青い地球交流記●スタッフ:石坂晋哉(法文学部)、戸澤健次(愛媛大学アカデミック・アドバイザー)●参加者数:学生2名(法文学部2名) ●研修内容:現地調査●行程:○12月24日…松山発、デリーへ○12月25~27日…デリーおよびジャイプル(資料収集等)○12月28~29日…JNU、DU、IGNOUにてインタビュー調査○12月30~31日…デリー発、ムンバイー経由、松山へ●費用…約20万円(航空券13万円ほか)(※専用車手配代等は別途)2016年度の「海外学習(インド)」の授業は、「事前学習(10~12月中旬)→現地調査(12月下旬)→事後学習(1~2月)」という流れで実施しました。今回の「海外学習(インド)」の目的は、第二次大戦時の「インパール作戦」および「インド国民軍」を、インド・マニプルの人々がどう見ていたのかについて、調査・分析することでした。インパール作戦とは、1944年、日本軍がインド国民軍とともに、当時イギリス植民地下にあったインド北東部マニプル藩王国の首都インパールの攻略をめざし、連合軍と戦った作戦のことです。この作戦については、イギリス側、インド側、日本側からの研究の蓄積があり、近年は東南アジア側からの研究も始まりましたが、実際に戦闘が行われたマニプルの側からみた研究は、ほとんどなされてきませんでした。マニプル地域が戦後、長い間、治安状況が悪く、外部者の入域が制限されてきたのが一因です。今回、当初は、治安状況が近年改善し入域制限が廃止されたマニプル州に渡航することも検討しましたが、やはり現地での安全確保に不安が残るため、マニプルに行くことは断念しました。代わりに、かつて愛媛大学に留学されたマニプル出身のカメイさんにご協力いただき、デリーのジャワーハルラール・ネルー大学(JNU)、デリー大学(DU)、インディラー・ガーンディー国立放送大学(IGNOU)において、マニプル出身者へのインタビュー調査を実施しました。詳細は報告書にまとめますので、ぜひご覧ください。世界遺産タージ・マハルにて世界遺産タージ・マハルにてインタビュー調査インタビュー調査楽しい昼食楽しい昼食ムガル皇帝の城ラール・キラーの門塔ムガル皇帝の城ラール・キラーの門塔カレーを手で食すカレーを手で食すマニプル出身者へのインタビュー調査マニプル出身者へのインタビュー調査南インド料理マサーラー・ドーサー南インド料理マサーラー・ドーサー

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