愛媛大学法文学部 青い地球交流記2017
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Study abroad brochure 201714私は「韓国文化研修」という1週間のプログラムに参加しました。「韓国文化研修」というプログラムだったので、名前の通り「韓国の歴史や文化を学ぶ、体験する」ことがメインでした。なので、たくさんの歴史的な場所を訪れました。その中でも印象に残った所は、DMZ(非武装地帯)です。北朝鮮と韓国の境界を実際に見ることができ、個人的な旅行では立ち入ることのできない場所にも入ることができたので、すごく貴重な体験ができました。ここまでの話だと少し硬い感じがしますが、もちろん楽しいこともたくさんありました。韓国の学生さんたちに案内してもらいながら、ソウルでショッピングをしたり食べ歩きをしたりと自由行動の時間もたくさんありました。また毎日の食事がどれも美味しくて、食べることが大好きで韓国料理も大好きな私にとって、すごく幸せな日々でした。正直行くまでは、「向こうの学生さんたちと仲良くなれるかなぁ」などと心配していました。しかし実際に会ってみると、フレンドリーに話しかけてくれたり、私の下手な韓国語を理解しようと一生懸命に聞いてくれたりと、すごく優しくて明るい人たちばかりだったので、いつの間にか仲良くなっていました。別れるときはすごく悲しかったですが、それだけ仲良くなれた証だと思います。また、愛媛大学から一緒に行ったメンバーも、研修までは話したことがなかったので仲良くなれるか不安でしたが、1週間も一緒に暮らすと、まるで姉弟のようになっていました(笑)。研修が終わってからもご飯に行くなどして、皆で思い出話に浸っています(^o^)。このメンバーに出会えて本当に良かったです。この研修では、韓国の文化を実際に肌で感じることができるのはもちろんですが、色々な人との新しい出会いもたくさんできます。そして、韓国の学生さんたちは日本語がとても上手なので、語学力の心配が要らないというところも魅力の1つだと思います。韓国語を勉強している人はもちろん、そうでない人も十分に交流を楽しむことができます!!1週間と聞くと少し長く感じる方もいるかもしれませんが、毎日が楽しくて本当にあっという間でした。もし、この研修に参加しようか迷っているなら、ぜひ勇気を出して参加してみてください!きっと、素敵な思い出がたくさんできますよ(*^-^*)。■滞在国(都市):韓国(ソサン、ソウル)■期間:8日間幸せな出会いでいっぱいの1週間■2回生 釜本 結衣泰安キャンパスにて:全員集合!泰安キャンパスにて:全員集合!DMZにて:グループ③で集合写真DMZにて:グループ③で集合写真1番のお気に入り:ポッサム1番のお気に入り:ポッサム愛大研修メンバー:まるで4人姉弟?!愛大研修メンバー:まるで4人姉弟?!タイで行われた研修の魅力は「研究」と「交流」が両立しているところにあると感じています。研究については、コンビニをはじめとする小売業の施設(ロジスティックスや工場)、高齢者ケア施設や中等教育学校などを訪問し、その実態を知ると共に日本とタイの相違点や共通点、両国の関係に関する気づきや学びを多く得ることができました。最終日にはCPALL社(タイでセブンイレブンを展開している会社)にて「日本とタイにおけるコンビニエンスストアシステムの違い」を英語で発表しました。“海外”かつ“英語”でプレゼンテーションをする機会は希少であり、非常に難しい課題でもありましたが、担当教員の先生方や現地でサポートをしてくださったCPALL社の方々など、多く皆様のお力添えの賜で、非常に内容の濃い研究、プレゼンテーションになったと感じています。また、聴講してくださった皆様よりフィードバックをいただくことができたので、指摘していただいた課題を的確に改善することができました。交流については、PIM(タイ パンヤピワット経営大学)で日本語を専攻している学生が日々の行動に同行してくださり、観光地の案内や文化の紹介等を日本語でしてくださいました。非常に高いレベルの日本語で教えてくださるので、学びの最大化を図ることができたことも充実した日々を送ることができた要因の1つだと考えています。中等教育学校を訪問した際には、日本文化を紹介するという名目で「習字」を教える特別授業をしました。日本から筆や文鎮などの習字道具セットを持っていき、平仮名や簡単な漢字を実際に書いてもらいました。楽しみながら日本文化に触れていただくことで、少しでも日本に興味を持っていただけたら…と願いを込めながら授業をしました。現地の先生や、生徒から「面白かった」「日本に興味がわいた」という言葉を笑顔でかけていただき、「(授業をして)よかった~」と感じたことを鮮明に覚えています。授業の後、部活動にお邪魔させていただき、一緒にサッカーをしました。まさかタイでサッカーをすると思っていなかったのでシューズを持っていない状況で、グラウンドは整備されていないぼこぼこという環境でしたが、せっかくなので裸足でサッカーをすることにしました。皆で大爆笑しながら泥んこになってサッカーをした思い出は忘れることはないと思います。今回の研修で、言葉を介するコミュニケーション力の向上に加え、スポーツや音楽など言葉を介さないコミュニケーション力を養うことができたことは最大の収穫だと考えています。今回の研修で得た様々な知識、経験は今後の人生をより豊かなものにしてくれると確信しています。何事にも臆することなく笑顔でチャレンジする姿勢を忘れず、精進していきたいと学ぶことができた、微笑みの国タイでの研修でした。■滞在国(都市):タイ(バンコク)■期間:9日間微笑みの国“タイ”■3回生 島田 岳旺PIMの学生さんたちの案内でショッピングPIMの学生さんたちの案内でショッピング中等教育学校にて習字の授業中等教育学校にて習字の授業高齢者ケア施設にて高齢者ケア施設にてmy experience in THAILANDmy experience in S.KOREA最終プレゼンの様子最終プレゼンの様子

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