愛媛大学法文学部 青い地球交流記2017
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Study abroad brochure 20175●スタッフ:鈴木靜(法文学部) ●参加者数:学生2名(うち、法文学部生1名)●研修内容:国際会議参加(日本高齢期運動サポートセンター協力)●行程:7月4日㈫…………出国(松山―成田、成田―ニューヨーク)7月5日㈬~7日㈮…国連・高齢化に関する作業部会参加7月10日㈪…………帰国(ニューヨーク―成田、成田―松山)●費用:約30万円(飛行機代15万円、宿泊費12万円、食事代等3万円)第8回高齢化に関する作業部会は、7月5日から7日までの3日間にわたり、国連本部にて行われました。折しも、核兵器禁止条約が採択された日と重なり、2日目の午前中は、通訳の確保ができず会議が中断されたりと、思いがけぬこともありました。しかし、今回は高齢者人権条約策定につながる大きな進展があった会議になりました。それは、2つの領域に絞って、議論が深められたことです。1つ目の領域は、「差別・非平等」であり、2つ目の領域は「暴力、虐待とネグレクト(放置)」です。いずれも高齢者の人権にかかわる主要な問題です。2日目午後、3日目午前中には、独立調査官や人権関係機関がそれぞれの立場から、高齢者がおかれている状況や加盟国各国の法的枠組みや実施しているプログラムなどを検証し、いずれも新たな国際的な法的枠組みの必要性を指摘しました。NGOからの発言でも、アフリカ等の現状を中心にしながら高齢者がおかれている劣悪な状況が報告されたり、そしてオーストラリアやEUでの法的保護や人権をベースにしたアプローチのプログラム等の実践の実施状況が報告されました。作業部会そのものは、遅々たるあゆみのように思えますが、確実に一歩ずつ前進し続けています。それを支えているのは、やはり加盟国や世界中のNGOであり、その一端に私たちもいることを実感します。研究上そして日本のNGOの課題も実感します。構成メンバーは、20代から70代で男女ほぼ同数であり、職種や立場も様々な人たちでした。●担当教員:楢林建司(後半引率)、近廣昌志(前半引率)●参加者数:学生5名(うち、法文学部生4名:昼間主・夜間主コース各2名ずつ)●研修内容:ビジネストレーニングを含む実践的活動●行程:8月9日㈬…関空発、バンコク着8月10日㈭…CPALL社見学8月11日㈮…CPALL社でのビジネストレーニング(英語によるミニプレゼンを      含む)8月12日㈯…PIMの学生とウィークエンドマーケット訪問8月13日㈰…サメット島観光(教員はバンコクで待機)8月14日㈪…高齢者ケア施設での「お楽しみ会」の実施に参画8月15日㈫…中等教育学校での日本語授業の補助や企画実施8月16日㈬…PIMでのタイ料理教室、ショッピング、プレゼン最終準備8月17日㈭…PIMでの英語によるプレゼン、送別会(修了証授与)8月18日㈮…バンコク発、関空着※CPALL社のスタッフやPIMの先生方の前でプレゼンを行うこと、また、高齢者ケア施設や中等教育学校でのアクティビティを行うことにより、言葉の壁等を乗り越えて、タイのさまざまな方と前向きな人間関係を築く体験を積んだ。●費用:国際航空券代:65,680円(燃油サーチャージ、税金等すべて込み) 宿泊代:1泊につき3,000円程度、9泊で2.7万円程度 食費:1日につき1,000円程度、10日で1万円程度国際会議傍聴国際会議傍聴CP ALL社でのミニプレゼンCP ALL社でのミニプレゼン中等教育学校での習字指導中等教育学校での習字指導世界を知り自国を考える。言葉の壁を笑顔で越える。訪問国アメリカ合衆国国連・高齢化に関する作業部会研修 2017ニューヨーク市・国連本部海外体験ブックレット2017 青い国四国発・青い地球交流記訪問国タ イ海外フィールド実践ⅢCP ALL社、パンヤピワット経営大学(PIM)、高齢者ケア施設、中等教育学校海外体験ブックレット2017 青い国四国発・青い地球交流記国際会議国際会議日本からの参加者日本からの参加者送別会での修了証授与送別会での修了証授与

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