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法文学部4年生の白鳥嶺さんの論文「近世砥部焼における窯道具『ハマ』に関する予備的考察」が学術誌『愛媛考古学』に掲載されました【11月30日(火)】

 法文学部4年生の白鳥嶺さん(考古学Ⅱ:幸泉研究室所属)の論文「近世砥部焼における窯道具『ハマ』に関する予備的考察」が、年1回出版される愛媛考古学協会の学術誌『愛媛考古学』の第25号(令和3年11月30日発行)に掲載されました。

 この論文は、法文学部の考古学Ⅱゼミが手掛けてきた“未公開出土文化財の再評価に関する研究支援活動”の一環として、白鳥さんが地元、砥部町教育委員会との連携のもと、2年生の頃から研究を重ねてきた成果の一つで、愛媛県の観光物産を代表する“砥部焼”の源流を、製作技法や陶工集団の系譜問題から紐解こうとする意欲的なものです。従来、等閑視されがちであった「窯道具類」の本格的な考究は砥部焼研究の分野では初めてのことで、今後、学会等で高く評価されると期待できます。

 なお、今回の論文発表にあたり、法文学部内の先生方はもとより、砥部町教育委員会、愛媛考古学協会、彫塑工芸研究会の皆様、そして、教育学部の原田義明教授にも多大なるご支援を賜りました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

<法文学部>