愛媛大学法文学部 国際交流報告書2015
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15 なお、この研修は、シルスィを拠点に活躍している環境活動家であり引率教員の十年来の友人でもあるパンドゥランガ・ヘグデ氏の協力により、実現した。 インドのエコツーリズムについて自ら体験することができ、インドの日常を体験することができた。エコツーリズムを管理している人にインタビューをして、日本との違いについて考えることができた。交流面では、相手の英語を聞き取るように努力した。6、7割聞き取れたのではないかと思う。しかし、自ら話すことや、疑問に思ったことを言葉にすることができなかったのが課題である。現地の人と交流することで、さまざまな考えがあることに気づかされた。もっと柔軟な考えをもって様々なことを吸収していきたいと思った。非常に有意義な経験をすることが出来た。(中島 優) インドでの観光業やエコツーリズムを体験することにより、それらに関する論文を理解しやすくなった。そして多くの人々と交流することにより、自分自身の考えを変えることができた。インドに行く以前はずっと先のことを考えて、切羽詰まって焦っていることが多々あった。しかしインドの人々は現在を精一杯生きている人が多く、1日1日を大切に生きている感じが伝わってきた。もちろん目先のことだけに囚われず、未来のことを考えて行動することも大切だと思う。しかしそれ以上に今目の前にあることに全力で取り組むことの方がより重要であり、それらの積み重ねが未来に繋がっていくのではないか、そして自分の今後の人生にも大きな影響が与えられるのではないか、と自分の価値観や人生について問い直すことができる良い機会となった。(日野和磨)以上2.参加学生の“ふりかえり”ココナッツ・ジュースは微妙な味ハンピ遺跡の観光ガイドさん野菜市場の様子エコツーリズム体験の一コマ鍛冶屋さんの仕事を見学南インドの結婚式に参列

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