愛媛大学法文学部 国際交流報告書2015
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23他の時間帯にも、全員自分の役割にあたる準備をしてきました。 15人といったかなり多くの人数で準備をするということで、かなり大変なこともありました。でも、総合政策学科の他コースたちにはないイベントなので、みな意義を感じて楽しく準備ができたとことも事実です。 愛媛にある高校にもこのイベントに関する広報することができ、忙しいにもかかわらず、多くの生徒たちが参加してくれました。いい交流ができたと思い、うれしかったです。GF終了後のみなの感想としては、・・・*普段ニュースで聞き、そのまま流してしまう問題をみんなで考えることができ、考えを深めることができた。*発表の準備をするのにあたって最後まで取組、いい形で発表できたのは達成感もあった。*自分の中でこの問題を研究しながらもっと見近く、深刻な問題だと考えなければならないと思った。*海外の学生と比較すると日本の大学生は国際情勢への関心が薄いと思う。これは実際に私がアメリカ留学を通して感じたことだ。私も以前は特別関心が強い方ではなかった。これは第2次世界大戦終了から約70年間、平和な状態が保たれてきたおかげで「平和ボケ」していることが原因の1つにあるのだと思う。しかし、今回のシリア難民に関しては、もう遠くのどこかの国で起きているできごとではなくなった。大量に発生した難民に対して日本も何かしらの処置を取らなければならないし、また、難民発生の一因である、ISのテロ活動も日本へ拡大する影響も少なくない。こうした状況の中で、この問題について研究し、勉強を共にする仲間と意見をぶつけ合い、学外のかたや高校生に向けて発表できたことはとても意味のある活動であった。*大勢の方の前で発表するチャンスはあまりないので、そういう意味でも良い試みもできた。*難民問題については、中心地から離れた位置にいる僕たちにできることはあるのか、難民問題に対して、他人事ではなく自分たちにも問題提起されていることを再認識することができたと思った。*GSCに入って初めての活動ということもあり、メンバーとの交流も含め楽しい時間を過ごすことができました。*難民問題というタイムリーな話題に対して意欲ある仲間とともに考え、議論を行った。これにより、難民問題について知識を得るとともに、得た知識を通して多面的な視点から学ぶことによって思考力を高めることができた。また、自分たちの中だけで終わらせるのではなく、自分たちが調べ、得た知識を発表という形で、様々な人に発信をすることで、より身近に難民問題について、考える機会を設けることができた。Think globally, act locally. を体現する素晴らしい活動ができた。*この問題を研究するのにあたって自分はかなり勉強にもなり国際問題への関心を深めた。自分の身の回りのことから国際問題を考えてもらうようにしたい。などの意見があり、メンバー同士の関係も大いに深めることができました。そして、参加してくださった方々を対象としてアンケートを行いましたが、大学生、高校生どっちもかなりいい反応を見せてくれました。今回のイベントの成果を確認できました。しかし、改善するところも同時に確認できた、私たちがこれから準備すること、もしくは、考えるべきことなどにも気づくことができ、成長する足場になったと思います。 このGFというイベントのほか、学内ではいろいろな講演会や活動も行われています。みなさんにも積極的な参加をお勧めします。きっといい機会、経験になるとおもいます。

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