愛媛大学法文学部 青い地球交流記2015
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Study abroad brochure 201518オープンキャンパスで第4回留学フェアを開催―見て、聞いて、触れて、海外を疑似体験!―「2015愛媛大学オープンキャンパス」(8月7日~8日)の一環として、法文学部では昨年度に引き続き、高校生を主な対象とした「第4回留学フェア」を開催し、2日間で907人(保護者・引率教員等を含む)の参加者がありました。4回目となった今年の留学フェアでは、①2014年度に実施した海外文化研修・海外語学研修(イギリス、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシア、ドイツ、ルーマニア、トルコ)を紹介する「ポスター展示コーナー」、②海外研修経験済みの学生が高校生からの様々な質問に答える「留学相談コーナー」、そして③ポスター展示コーナーで紹介されている国々の様々な現物に直に触れることができる「物品展示コーナー」と、3つのコーナーを用意しました。またポスター展示コーナーの一角に、学生時代に海外研修を経験し、今社会で活躍している卒業生から寄せられたメッセージを、「先輩からの声」として紹介しました。10日間という短い海外文化体験であれ、7ヶ月に及ぶ長期の語学研修であれ、とにかく海外での経験が今どれだけ直接・間接的に職場で役立っているかが、本音で語られて、ポスターを通じた先輩の「声」に、多くの高校生が足を止めて、「聞き入って」いました。法文学部では、学生が海外で学ぶことを積極的に支援しています。2016年度もオープンキャンパスなど愛媛大学を高校生に開放できる機会を利用して「第5回留学フェア」を開催する予定です。今この記事を読んでいる高校生のみなさん、次はあなたの番です。ぜひこの留学フェアに参加して、見て(ポスター展示コーナー)、聞いて(留学相談コーナー、先輩たちからの声)、触れて(物品展示コーナー)、海外を疑似体験してみてください。編集後記2016年春、法文学部の新体制がスタートします。これまで大切に築いてきた私たちの国際交流の輪が、新しい学科、新しいコースにおいても、一層豊かに、活き活きと広がっていきますようにと祈りつつ、法文学部海外研修報告書『青い地球』をお届け致します。今年の表紙は、Messageinabottle―「瓶にはいった手紙」です。まだ見ぬ国、土地に暮らす誰かを思い、手紙を瓶に入れ、そっと海に流す―そこには、心に決めた目的地とまだ見ぬ人々との出会いに思いを馳せつつ、留学の準備をすすめる学生さんの姿が重なるように思われます。LINEなどのSNSが浸透し、今、この場で、世界中と瞬時につながることができる現代では、手紙は時代遅れのメディアに見えるかもしれませんが、一文字ずつ丁寧につづられた手紙は、情報だけでなく、書き手の想いを、熱意をそのままにはこびます。本書に寄せられたことばたちは、まさに、皆さん宛の「手紙」です。留学を経験した先輩が、率直なことばで語ってくれた経験を、是非、心いっぱい受け取って下さい。皆さんが、やがて旅立ちの日を迎え、帰国されるまでの間、そこには、皆さんご自身と、受入側の教育機関の先生方と関係者の皆さん、送り出す側の愛媛大学の先生方と関係者の皆さん、そしてご家族の皆さん、みんなでひとつの「留学」を完成させようとする相互のコミュニケーションと信頼関係が不可欠です。今後とも、報告書等を通して、より充実した情報交換の場を提供していけたらと思います。末筆ながら、各ページの執筆ならびに監修に多大なるご協力を賜りました諸先生方、そして執筆にご協力下さった学生の皆さんに心より御礼申し上げます。ひとつのドアが閉まったときには、また別のドアが開く。―ミゲル・デ・セルバンテス編集長 今泉 志奈子留学フェアの会場ポスター展示コーナー留学フェアへようこそ!研修先の地図を見て現地をイメージ手で触れて海外を疑似体験私たちにおまかせ!

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