愛媛大学法文学部 青い地球交流記2015
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Study abroad brochure 20152Study abroad brochure 20152直に触れ気付く日中両国の魅力。多かったので、授業中もにぎやかで楽しかった。さらに中国の書道や歌を紹介する授業もあり、文化的な面についても学ぶことができた。寮では、韓国人のルームメイトと相部屋だったので、中国語でおしゃべりをし、仲を深めることができた。また滞在中色々なところで、中国人の奔放さや優しさを体感した。例えば、チケットを買うために列に並んでいても後ろからどんどん抜かれたり、地下鉄がホームに到着すると、それまで並んでいた人が我先に中に入るので、私たちはもみくちゃにされてしまうこともよくあった。このように他人に遠慮せずわが道を突き進んでいく奔放さが日本人とは違うなと感じた。しかし、私たち日本人に親切にしてくれる人も沢山いた。地下鉄の切符販売機の使い方がわからなくて困っていたときは通りすがりの人が使い方を教えてくれたり、スーパーの会計で私たちが困っていると日本語で話しかけて助けてくれた人もいた。このような奔放さや優しさに触れたことで、今までよりも中国人という存在を身近に感じることができた。今回は様々な体験をすることができた。この経験をふまえて今後も中国について学んでいきたいと思う。(3回生 堀内 瞳)この夏の中国研修は、生の中国を感じてみたいと思って行くことを決めた。入国初日から日本とは違う国民性をヒシヒシと感じた。人々は日々を活発に行動的に過ごし、自分が生きていくために必死だった。その中に、今まで日本という整った環境に甘んじていた自分が放り込まれると、日本での常識は一切通じず、ドギマギする場面に何回も立ち会った。日本では赤信号で止まるのが普通だが、中国ではそんなことをしていると一生向こう側へは渡れない。渡れる時に渡らなければならない。自分が他人に負けないように、常に競争心が人々の心にあるように見えて、良い意味で向上心、悪い意味で奪い合わなければ生きていけないというような感じを受けた。食に関しては、一つ一つの料理の量が多く、食べきれないので少ししか頼まないと店員に変な目で見られた。中国の人は良く食べるが、その分よく動くから太っている人は少なかった。勉強に関しては、英語と中国語のみの授業で聞き取るのに精一杯だったが、日々少しずつ聞き取れていくのがわかり、同じクラスメイトで他国の留学生とも交流できて、かなり充実した時間を過ごせた。先生も優しかったし、難易度がかなり高いという訳ではないので安心して勉強できた。日本に帰国した日、私は、初めて日本の良さに気づいた。この研修は、日中両国の良さに気づくためにも、本当に良い経験だった。(3回生 宮川 純奈)今夏、私は北京研修に参加した。行く前はとても不安だったが、北京での生活はその不安を吹き飛ばすくらい新鮮でとても楽しいものだった。北京では色んな名所を訪れたが、中でも印象的だったのが万里の長城である。今まで教科書の写真でしか見たことがなかったので、いざ本物を目の前にするとその迫力に言葉が出なかった。実際に上まで登ってみると、辺りの景色を一望することができ、雄大な自然と歴史を感じることができた。暑さと日差しで下りる頃には疲れきっていたが、とてもいい思い出となった。中国語の授業では、最初先生が何を言っているのかさっぱりわからなかったが、日が経つにつれて、徐々に聞き取れるようになった。またクラスメイトも国籍が様々で個性的な人が参加者の声参加者の声●スタッフ●参加者●研修内容●行  程●費  用:::::邢 東風(法文学部)3名(法文学部2名、理学部1名)平 日→中国語授業受講、自習、北京市内見学など土・日→小旅行、自由行動2015年8月12日㈬~8月26日㈬ 15日間行き:8月12日 松山→大阪→北京帰り:8月26日 北京→大阪→松山約12万円(航空運賃、授業料、宿泊費、海外旅行保険料など)訪問国中 国2015年夏季中国言語文化研修北京市(首都師範大学)首都師範大学の李先生と万里の長城に登った現地の人との触れ合い本場の中国料理を楽しむ素晴らしい雑伎海外研修報告書2 0 1 5青い国四国発青い地球交流記

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