愛媛大学法文学部 青い地球交流記2019
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Study abroad brochure 201912私たちの留学OURSTUDYABROAD留学体験記!!「ウガンダ」。おそらく愛媛大学で行くことのできる渡航先としてはインパクト部門悠々の1位を獲得できるであろうその国が私の3か国目の渡航先となった。私がウガンダを渡航先として選んだのは私自身の「1年に1海外」の目標のためであった。正直、ウガンダのイメージとしては「アフリカの国」ということで、おそらく読者の皆さんと同じような妄想をしたわけである。そう、裸族と動物と自然である。裸族に関しては当然のように出てこなかったが、動物と自然、この2つはあながち間違いでもなかった。さて、読者の皆様にどのエピソードを話すべきであろうか、バッテリーヒートアップ事件、石原尊厳喪失事件、ウガンダぽいぽい事件、どれを挙げてもウガンダでしか体験できないようなことばかりであるが、そうだ、あれにしよう。渡航3日目にして私の瞼の裏から今でも抜け落ちることのないあの体験に。先に述べたようにウガンダというのは大変緑の美しい国である。そのようなところで、国立公園(サファリパークのようなもの)とアフリカの滝を見る機会に恵まれた。早朝より車を飛ばし、さっそくついたと思ったらそこからまた車で移動…と移動で疲れ始めてウトウトとし始めたころ現地のガイドに起こされた。「どこだ、ここは」さっきまでのうっそうとした重々しい緑の森が消え失せ、目の前には、ただ青色と地平線があった。「美しい」。それがこの景色のために用意されているとさえ思うほどの景色だった。そのように圧倒されているうちに国立公園も終了し、滝を見ることになった。怖かった。かつて人間は自然を畏怖していたというがそのはずだ、まず音がすごい。ちょっとした会話であったらまず聞こえない。その次に水飛沫がまるで我々を威嚇せんとばかりに飛ばしてくる。この2つの記憶はきっと後々まで私の語り草になるだろう。最後に、私自身は「百聞は一見に如かずタイプ」の人間である。どれだけネットや技術が発展しようが、やはり現地に赴くことには絶対に勝てないと思う。だから、これを読んでいる皆さんには積極的に海外に行ってもらいたい。きっと私のこの記事より何千倍もの楽しいあなただけの経験ができるはずである。それでは、皆様の安全な旅を祈願してこの記事を締めさせていただくことにする。UGANDA■滞在国(都市):ウガンダ(カンパラ)■期間:10日間引きこもり系男子が見たウガンダ■3回生 石原 侑祐ウガンダの大自然ウガンダの大自然国立公園内にてキリンを見る国立公園内にてキリンを見る現地の人達と一緒に現地の人達と一緒に私は9月8日から16日まで、イギリスのロンドンでのフィールドワークに参加しました。このフィールドワークは「海外フィールド実践Ⅰ」という授業の一環として行われます。フィールドワークの参加者は3回生になってからこの授業を履修し、春から渡航の準備や事前調査を国内で進めていました。そして、夏休みを利用し現地調査を行うためにイギリスのロンドンに向かったというわけです。「授業」や「調査」という単語を見ると、どこか難しく退屈だというイメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれませんが、このフィールドワークに関してはそんなことはありません。個人的な話にはなりますが、授業を履修しようと思ったきっかけは「憧れの街ロンドンに行きたい!」という気持ち、それだけでした。そんな単純なきっかけで臨んだこの授業でしたが、最終的にはしっかりと関心のあるテーマを見つけ、調査も現地での生活も充実したものにできました。実際、「憧れの街」での生活は最高でした。大英図書館での文献調査が日程の多くを占めており、現地の方へのインタビューなど学習面の充実はもちろんですが、空いた時間にはロンドン中心部の観光もすることができました。どこを歩いても絵になるような街並みが印象的で、「映える」場所ばかりでした。有名な観光地を訪れたときや現地の食べ物を食べたときの感動は今でも覚えています。英語に囲まれた生活は久しぶりで、多少不安がありましたが、現地に詳しい引率の先生方のおかげでほとんど問題なく過ごすことができました。滞在中は一軒家を借り、全員でその家に住み、料理や洗濯などは自分達で行いました。シェアハウス生活で毎日深まっていく仲間達との仲や増えていく思い出は、普段の授業では得られないとても貴重なものでした。今回は8日間という短い期間でしたが本当に多くのことを学び、経験することができました。渡航に関わり、協力してくださった全ての方に感謝しています。最後に、普段の生活に飽き飽きしている方には今回のような海外での学びはオススメです。しかし、「楽しかった」で終わってしまうと海外旅行と同じです。大切なことは海外で得たものをこれからの生活に活かすことだと思うので、皆さんも自分の中にある「憧れの街」を訪れてみて、それをきっかけにして国内での生活も充実させてみてください!THE UNITED KINGDOM■滞在国(都市):イギリス(ロンドン)■期間:8日間「憧れの街」でのフィールドワーク■3回生 鐘井 大貴移動は地下鉄が多かったです!移動は地下鉄が多かったです!大英図書館内での1枚大英図書館内での1枚大観覧車「ロンドンアイ」からの眺め大観覧車「ロンドンアイ」からの眺め

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