愛媛大学法文学部 青い地球交流記2021
7/8

Study abroad brochure 20216フランス語オンライン留学の報告中国語オンライン留学の報告交流プログラムの様子①交流プログラム体験談(*カッコ内は2022年2月時点での学年)10:24~10:34  PIMとの交流会       栗林美彩子(4)・家中 晴菜(2)10:34~10:44  開南大学との交流会     石井 友華(2)・竹内 真衣(2)・西山 明里(2)②留学プログラム体験談10:44~10:54  インド留学         藤岡 祐羽(4)10:54~11:04  フランス語オンライン留学  相原 賓七(2) 11:04~11:14  ドイツ語オンライン留学   神谷 七穂(3)11:14~11:24  中国語オンライン留学    高岡 紗羅(2)③留学生体験談11:24~11:29  Gonneaud Quentin Thomas(院2)11:29~11:34  Dinh Kieu Mi(4)11:34~11:36  閉会の挨拶 梶原 克彦(GS副コース長)2021年11月19日(金)、アメリカの協定校であるカレッジ・オブ・レイク・カウンティ(CLC)とジョリエット・ジュニア・カレッジ(JJC)とのオンライン国際交流プログラム"Japanese Culture Hour"が開催され、法文学部からも学生、教員が参加しました。CLCとJJCはシカゴ近郊にある大切なパートナー校であり、これまでは両大学の学生さんたちをお迎えし、愛媛大生とともに、楽しく、学び多き2週間の研修プログラムが実施されてきました。しかし、大変残念ながら、コロナ禍でこの2年間は中止となっています。そのなかで、オンライン国際交流プログラムは、離れていても、お互いの顔を見ながら、お互いのことばに耳を傾け、語り合う貴重な機会です。法文学部生も、愛媛大学や学生生活、日本での就職活動などについて英語でプレゼンテーションを行い、そのあとのディスカッションも充実した時間となりました。今年も『青い地球』をお届けする季節がめぐってきました。コロナ禍で海外への渡航が制限されるようになってから2年。昨年はトンネルのなかで手探りするような思いをしながら、それでも何とか「今、ここにいてできること」を特集しました。2年目の今年はもう一歩進んで「オンラインで世界とつながる」という特集です。オンライン空間での新しい国際交流のかたちを実際に体験した現役の学部生の皆さん、そしてその学生さんたちを支えてきた先生方のことばを集めました。今年の表紙は、パソコンを介して、世界の向こうとこちらでやりとりをしている様子ですが、よく見ると、使っている機器類、飲み物、眼鏡、緑の鉢植えまでそっくり...まるでもうひとりの私がそこにいるみたい!そう、海の向こう側には、今のあなたと同じ思いを抱き、海を越えあなたに会う日を待ち焦がれている未来の友人が無数にいるはずです。顔をあげて、勇気をもってその日に備えましょう。末筆ながら、各ページの執筆に多大なるご協力を賜りました諸先生方、学生の皆さんに心より御礼申し上げます。“From there to here, from here to there, funny things are everywhere!”― Dr. Seuss, (向こうからここまで、ここから向こうまで、おもしろいことはどこにでもある!―ドクター・スース)2022年2月4日にグローカル・フェスティバルが開催されました。もともとグローカル・フェスティバルは海外に留学した日本人学生の経験および日本に留学している外国人学生の経験を皆で共有して、個々の学生の視野を広げるとともに日本と海外の相互理解を深めることを目的として実施されてきました。例年であれば学生は対面で発表するのですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度はオンラインで発表することになりました。そもそもコロナ禍によって海外に行けないのに、何を話すのか疑問に思った人もいるかもしれません。しかし現在の状況に対応する新しい形式の海外交流が既に始まっており、今回発表した学生はまさに最新の情報として自身の経験を話してくれました。まずタイのパンヤピワット経営大学(PIM)、および台湾の開南大学とのオンライン交流会に参加した学生が発表しました。日本、タイ、台湾のそれぞれの文化の違いを理解できただけでなく、コロナ禍に対して抱いた思いに共感しあえたなど意義深い交流になったとのことでした。次にインド、フランス、ドイツ、中国への留学経験について、発表が行われました。フランス、ドイツ、中国への留学はオンラインで行われたのですが、語学の勉強に熱心に取り組んだだけでなく、各国の先生や学生との間の交流も深まったことが発表されました。最後にフランスとベトナムから愛媛大学に留学している学生が、コロナ禍における日本での経験を発表しました。日本人学生とは異なる外国人学生の視点は、コロナ禍における日本のあり方を考え直す良いきっかけとなりました。このように様々な形式の海外交流について発表されましたが、共通していたのはオンラインであることを積極的に生かしていたという点です。日本にいながら参加する交流会や留学は、予定の設定や変更が柔軟にでき、費用も安く抑えられ、非常に気軽に取り組めるという利点が紹介されました。さらに発表した学生からは、オンラインであっても現地に直接行くのと同じように積極性が身につき、さらなる学びへのモチベーションが得られた様子もよく伝わりました。コロナ禍だからと諦めて何もしないのではなく、オンラインでできることに少しずつでも取り組んでいくことが大切なのだと改めて実感する機会になりました。編集長 今泉 志奈子2021年度グローカル・フェスティバルのプログラム日時:2022年2月4日(金) 開催形式:Zoomミーティング【プログラム】10:20~10:22  開会の挨拶 寺尾 勝行(グローバル・スタディーズ履修コース(GS)コース長)10:22~10:24  趣旨説明  菅原 健志(GS教員:2021年度グローカル・フェスティバル開催担当)編集後記オンライン国際交流プログラム"Japanese Culture Hour"が開催されました

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る