:::行費程:用:3参加者の声積極的に、楽観的に、失敗を恐れないこと世界遺産アユタヤの一風景研修修了証を手に記念撮影タイの高校で日本・愛媛を紹介!愛大教員による日タイ関係史のレクチャー「ぺんてる」の工場を見学させていただきましたPIMの学生にバンブーダンスを教わっていますタイの高校生との文化交流を楽しんでいます引率の先生からのメッセージ観光でも多くの日本人が訪れ、5,000を超える日系企業が進出するタイ。そんな東南アジアの仏教国で実施される本プログラム現地でのさまざまな体験は、研修終了後も意味を持ちます。例えば、言葉や食文化、日本とは異なる仏教社会の成り立ちなど、タイという国の独自性について関心を広げるきっかけタイ研修の中で様々なことが身につき、たくさんの貴重な経験をすることができた。はじめに、中高生対象の模擬授業では、積極的に行動することと英語を上手く話せない、コミュニケーションがうまく取れなくても失敗を恐れないこと、そして、大学で私が学習している教職課程の勉強を活かし、外国の生徒とでも同じように関わることができた。次に、日本語学科の学生との交流では、コミュニケーションを取ろうとすること、そしてお互いを知ろうと努力することの大切さを感じることができた。私たちは日本語で会話をしたが、お互いのコミュニケーションを図るためには、私たち日本人も彼らの話す日本語を聞き取ろうとする努力も必要となる。お互いを尊重し合い、歩み寄ろうとする姿勢が大切だと考えた。また、タイ研修中では、日本では起こらないようなハプニングや問題が発生した。そのような状況に遭遇した時に、私たちに求められるのは文化の違いを受け入れること、そして、予想外のことが起こっても動揺せず臨機応変に対応する力であると考えた。また、その文化の違いを楽しむことも良いことであると思った。タイに来たからこそ経験できた異文化はとても興味深かった。これらの経験から、今後活かしていきたいことは大きく分けて三つある。一つ目は、全てのことに積極的に行動すること。二つ目は、楽観的に捉えること。三つ目は失敗を恐れないことだ。タイの学生や人々に対して積極的に行動することで、自分の知見が広がったり、新たな交友関係を築くことができた。また、問題が発生した時に落ち込むのではなく次の対応を考えたり、深刻に受け止めずに楽観的に物事を捉えることで気が楽になる。何かハプニングが起こってもそれも「良い経験になる」と考え方を変えてみることで、そのハプニングすら楽しむことができる。また、失敗を恐れては何も進まないことを実感した。自分から動かないと何も始まらないので、勇気をもって行動する必要性を学んだ。また、私は東南アジア地域研究を専攻しているので、今回の研修を通して、現地に直接行く貴重な経験が出来た。文献では学ぶことのできなかった空気感や文化、人々に触れることが出来た。この経験を忘れず自分の学びにつなげていきたい。岡村 愛美(3回生)Thailandスタッフ□林建司 藤村瞳(法文学部)参加者数4名(すべて法文学部生)研修内容タイ文化研修、提携先大学日本語学科生との交流会(主に日本語)、同英語学科生等とのワークショップ(主に英語)、中高生への模擬授業(日本語または英語)、「ぺんてる」等の会社見学、世界遺産視察、日本人町跡(アユタヤ)視察、最終プレゼン(主に英語)等2024年9月2日 関空発 9月14日 関空着22万円程度(愛媛大学と法文学部後援会からの渡航費補助:学生1人当たり計4万円)国際線航空券:約9万円、宿泊費(11泊):約3万7,000円、食費:約1万5,000円、*海外旅行保険代:約7,000円、レンタルWifi代(借りた人):約2万円、お小遣い等:2〜4万円、日本国内移動費:出発地や交通機関による、研修に関するタイ国内移動費:0円(大学からの補助でVANを借り上げ)海外実地研修(タイ)は、法文学部の授業(前学期・集中・2単位、2〜4年次)として実施されるもので、「事前の準備と学習」、「現地での活動」、「事後のふりかえり」を経て、単位認定がなされます。今回の研修でも、4名の学生がチームワークを十分に発揮し、タイで出会った多くの方々とよい関係を構築することを通し、それぞれが大きく成長しました。この研修は、提携大学であるパンヤーピワット経営大学(PIM)のみなさまの全面的なご支援がなければ成り立たないものです。また、愛媛大学と法文学部後援会から、温かな財政的支援をいただきました。深く感謝申し上げます。は、個人での渡航ではなかなか出来ない出会いや体験が一番の魅力です。訪問先のPIMの日本語学科・英語学科の学生との密な交流や企業訪問をつうじて、参加学生はそれぞれに見聞を広げることができます。日本文化を紹介する模擬授業、そして英語での発表など人前での発表機会も多いので、プレゼンテーションおよびコミュニケーションスキルも身に着けることができます。また、訪問先でのタイ人の学生は外国語を使ってコミュニケーションを取ることに非常に積極的です。文法的な間違いを恐れることなく意思疎通を図ろうとする彼/彼女らの姿は、異文化理解・異文化コミュニケーションを実践するうえで重要な姿勢であり、本学の学生も大いに刺激を受けています。日本帰国後もタイの大学生とのやり取りを続ける参加者もいます。「住んでいる国は違うけれどもう一度再会したい」と思える友人ができることは、大学4年間だけでなく生涯をつうじて大事にしてほしい稀有な経験です。になるかもしれません。それまでの「当たり前」や「常識」が通用しない時間を過ごすことで、自分の考え方や社会を見る眼を振り返り、違いを受け入れるとともに、何がそうした違いを生み出してきたのか考察する姿勢を養うことも可能です。あるいは、東南アジアという地域での経験からグローバルな視野で考える力を鍛え上げる、そのための第一歩にすることもできます。一人ひとり研修をつうじて獲得する学びや気づきは異なります。さて、あなたなら、どんな学びを得るでしょうか?学部を問わず多くの愛大生が本研修に参加し、みなさんなりの学びを育んでくれることを期待しています。Study abroad brochure 2024それぞれの学び藤村 瞳(地域研究)海外実地研修(タイ)
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