愛媛大学法文学部 創立50周年記念誌
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135Ehime University Faculty of Law and Letters 50th 「キャリアゲート制」と名付けたこの制度は、今年度の入学者からスタートして、1年生ではブラックバイト対策講座など、2年生ではライフプランの設計を含む「キャリアプランニング」の授業、3・4年生では就職分野ごとの講座を設けています。キャリア講座の開講は2年後なので詳細を詰めている段階ですが、新しい大学教育として進めていく予定です。高津(鹿) 地域社会コース設置には、経済情報学科に所属していた社会学の先生と教育学部に所属していた社会教育の先生、生涯教育センターの先生の3つの分野の先生を集め、地域に関わる人材を養成するという目的で取り組みました。 また心理学コースは、「公認心理師」という資格に対応するために組織し、定員増を行いました。元々20名の定員で、人文学科内のコースだったのですが、常に希望者が定員を上回る状況を考慮して定員増を行いました。 学生定員は、旧法文学部が法政策学科95名、経済情報学科145名、人文学科155名の計395名から、法経社会学科245名、人文学科165名の計410名になりました。内訳は法経社会学科が法学コース90名、地域社会コース50名、経済コース105名、人文学科は多元地域文化コースが125名、心理学コースが40名です。 教員配置は、旧法文学部が法政策学科16名、経済情報学科28名、人文学科41名の計85名から、新法文学部が法経社会学科48名、人文学科46名の計94名に増えました。内訳は法経社会学科の法学コースが18名、地域社会コースが10名、経済コースが20名、人文学科の多元地域文化コースが36名、心理学コースが10名です。ロー・スクールから7名、教育学部から3名、学内共同利用施設から2名が移籍し、旧法文学部から5名が教育センターへ移りました。しかしながら、人件費減による定員削減のため、法文学部教員はここからさらに大幅に人員削減を行うことになっております。加藤(愛) 本来は3学科構想を持っていましたが、結果的には1学科3履修コースになりました。総合政策学科を母体とした「法学・政策学履修コース」と、人文学科を母体とした「人文学履修コース」、その両方のブリッジ役になるのが「グローバル・スタディーズ履修コース」という3つ目のコースです。ここがある意味、今回の売りですので、接着剤となっ愛媛大学(グリーンプロムナードと共通講義棟B)

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