愛媛大学法文学部 創立50周年記念誌
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44第1部 法文学部50年史専門の学びにあたっては、主指導教員のほかに副指導教員もつき、学生の学びを支援する。文系総合学部という性格を活かし、例えば、法律学を主専攻(法学・政策学履修コース)としながら外国語の力を一層高めたり、英文学を主専攻(グローバル・スタディーズ履修コース)としながら政治経済について詳しく学んだりするなど、各自の目的・関心に応じて従来の専門性を越えた学びも目指されている35)。 改組後3年目を迎える現在(2018年度4月23日)の学生数は、合計1,841人である(表参照)。 改組による教育制度の変更としては、クォーター制の部分的導入があげられる。クォーター制は、1年を前期と後期の二つにわけるセメスター制から、前期・後期の授業期間をそれぞれ前半・後半の二つ(合計四つ)に分けたものである。授業を短期間で集中的に受講することによる教育効果を向上させるとともに、海外留学体験がボランティア活動などの学生の自主的な学習体験の時間を確保するために導入された。 教育組織としては、上述したように、昼間主3履修コース・夜間主2履修コース制をとっているが、教員組織としては、旧来の総合政策学科・人文学科での教員配置を踏襲し、2大講座制(社会科学講座・人文学講座)をとっている。年次昼・夜学 科計総合政策人文人文社会法・政グローバル人文1年次昼292*1292夜98*1・298計390*13902年次昼8973128290夜494897計138731763873年次昼1346197292夜5156107計185611533994年次昼150334484夜8299181計232433323*3134*3329*31841*1 1年次では履修コースに分かれていないため、学科全体の数*2 夜間主は、法学・政策履修コースと人文履修コースの2履修コースの合計数*3 各履修コースの人数は、2・3年次の合計数

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