愛媛大学法文学部 創立50周年記念誌
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55Ehime University Faculty of Law and Letters 50thきたのはいい思い出です。もっとも、決勝打となったアタックを決めた後、下半身に激痛が走り、変形性股関節症と診断されてしまいましたが……。就職支援の仕事は「天職」 定年前の7年間従事した就職支援の仕事は私の性分に合っており、まさに「天職」とも言えるもので、特に学生に対する就職相談の時間は充実していました。 定年後には再雇用職員として、法文学部の教室事務の傍ら就職相談の業務も兼任していましたが、5年の期間満了後にも非常勤の就職相談員として勤めさせていただいています。 学生に対する就職支援は、相談業務のほか就職ガイダンス、就職セミナー、そして同窓会提供講座「社会と人間」の講師も引き受けてきました。 事務職員向けに「教育学生支援実務研修」や、法文学部人文学科の教員向けFDフォーラムで「就職支援における学生との関わり方」の講演もやらせていただき、就職支援業務の楽しさをお伝えしました。 また、法文学部後援会において、保護者向けに就職セミナー「今どき“シューカツ”事情」という講演もやらせていただき、好評をいただきました。同窓会との関わり 2005(平成17)年、それまで同窓会活動には全く関心が無かったのですが、役員の方から理事になるよう頼まれ、同時に同窓会報の編集委員も引き受けることとなりました。 2016(平成28)年1月からは同窓会の事務局長という大役も仰せつかっております。大事件 ~半身不随になるかも~ 50才で発症した変形性股関節症は10年以上放置した結果、耐えられないほどの痛みとなったので、2016年8月、愛媛大学病院で人工股関節置換術を受けました。 そして、リハビリも順調に進んでいた2017(平成29)年4月、今度は突然の脳内出血で倒れました。左視床の出血だったので、右半身麻痺と呂律困難に陥りましたが、いろんな幸運が重なり、「奇跡的に」回復を遂げ、7月には自動車も自転車も運転できるようになり、職務にも復帰することができました。これから 人生、いつ、何が起こるか、先のことは誰にも分かりませんが、悔いを残さないよう、感謝の心を持って、「今」という一瞬一瞬を大事に生きたいと思います。 もちろん、大好きな法文学部とは今後ともずっと関わっていきたいと思っています。法文学部同窓会提供講座「社会と人間」の講師を務めた(2016年10月5日)退院後、自宅玄関前にておチビちゃん(長女の次男)と(2017年6月8日)

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