佐竹 昭彦さん

佐竹 昭彦さんSATAKE Akihiko

就職先:松山市役所 総合政策部企画戦略課 主事
※2019年1月現在

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菅 直人さん

菅 直人さんKAN Naoto

就職先:四国労働金庫 愛媛支店
※2019年1月現在

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遠藤 学さん

遠藤 学さんENDO Manabu

就職先:ANAクラウンプラザホテル松山(松山総合開発株式会社)
総務 支配人
※2019年1月現在

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増原 安希子さん

増原 安希子さんMASUHARA Akiko

就職先:株式会社エフエム愛媛 販促事業部
MC、リポーター、ライター、イベント企画
※2019年1月現在

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小田原 あかねさん

小田原 あかねさんODAWARA Akane

就職先:今治市大西藤山歴史資料館(学芸員)
※2019年1月現在

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岩村 菜央さん

岩村 菜央さんIWAMURA Nao

就職先:三浦工業株式会社 食機メディカル業務管理部
食機メディカル設計管理課
※2019年1月現在

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受験生へのメッセージ2015年度 人文学科卒業 岩村 菜央

 私は現在、製品の設計部署に所属しています。大学の専攻分野とは全く違う世界ですが、専門的な知識を身につけるという点で共通部分を感じます。
 大学では日本語学を専攻していました。方言や日本語の乱れなど様々なことを学びましたが、特に日本語の曖昧性に興味を持ち、卒業論文のテーマとして取り上げました。またJ- supportという日本語学習支援ボランティアにも参加し、留学生の日本語習得をサポートしながら異文化交流を行いました。その他にも英語や第二言語としてフランス語、言語学などを学び、語学の知識を深めました。現在はCADというソフトを用いて、3Dでの図面作成の業務に携わっています。製図はもちろん初めてでしたので、1から学ぶことばかりですが、日頃のスキルを評価する社内コンテストの製図部門で1位を獲得できるまでになりました。また、ゼミの授業で度々パワーポイントを用いた発表をしたことで、今、その経験が会議や打ち合わせでプレゼンする際に非常に役立っていると実感します。
 大学生活は長いようでとても短いです。しかし、この期間で見たこと感じたことが、社会へ出たとき自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを決める重要な材料になります。自分でできない理由を作らず興味があることにはどんどん挑戦してください。皆さんの大学生活がかけがえのない充実した日々になることを心より願っています。

織田 誠司さん

織田 誠司さんORITA Seiji

就職先:鬼北町教育委員会 教育課 主事
※2019年1月現在

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受験生へのメッセージ2016年度 人文学科卒業 織田 誠司

 私は現在、鬼北町という小さな町で文化財担当として働いています。町の歴史や文化の正しい理解のため欠くことのできない貴重な財産である文化財全般を対象としてその保存や活用のため、日々業務にあたっています。その中でも大部分を占めるのは、国指定史跡等妙寺旧境内という中世の山岳寺院跡の発掘調査・整備・活用です。なかなか地域住民の理解を得られにくいところはありますが、地域の財産である等妙寺旧境内が地域住民で考え、護り、未来へと継承できるような史跡になることを目指し、今後も事業に邁進していきたいと考えています。
 振り返れば、大学入学以前から考古学を専攻しようと決心しており、迷うことなく考古学研究室の門を叩きました。研究室の先輩の中には地方行政で埋蔵文化財に携わる方が多く、私もそうなりたいという一心で、知識・方法・技術の習得に努めたことを思い出します。学生時代は論文購読や課題発表といった基礎的な考古学研究法のほか、発掘調査、出土品の図面の書き方(実測)、写真撮影法、測量など専門的な技術を学びました。これらが現在の仕事の根底にあることはいうまでもありません。
 大学生として過ごす4年間は貴重な時間です。社会人になった今、自分の時間が持てることのありがたさを実感しています。限られた時間だからこそ、没頭できるものがあると非常に濃く有意義な日々を送ることができるでしょう。もし大学で学びたいことが明確でなくても、余裕のある1回生のうちに自分は何を学びたいのかよく考え、「これだ!」というものを見つけてください。

篠原友花さん

篠原 友花さんSHINOHARA Yuka

就職先:愛媛大学 教育学生支援部 教育支援課(2016年11月撮影時)
※現 愛媛大学 教育学生支援部 教育センター事務課共通教育チーム

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片山信吾さん

片山 信吾さんKATAYAMA Shingo

就職先:松山市立南第二中学校(中学校教諭)
※2016年11月現在

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受験生へのメッセージ2014年度 人文学科卒業 片山 信吾

 私は現在、松山市の中学校で英語科の教師をしています。日々、学級担任として生徒と向き合うとともに、英語の魅力を伝えられるように授業づくりに取り組んでいます。苦しいと思うときはありますが、それ以上に生徒の満足した表情を見て、「楽しいな。」「良かったな。」と思うことが多いです。
 私は在学中、イギリス文学を専攻していました。ゼミの授業では、英単語や英文法の知識を活用し、物語を読み進めていくことの楽しみを味わいました。私は元々、英文法には明るくなかったため、井上彰先生からの勧めで英文法を徹底的に覚えることにしました。毎日、文法書を持ち歩き、粘り強く学習しました。研究室では先生や先輩、友人からの力を借り、様々な文法事項を学び、習得することができました。現在、生徒から英語についてたくさんの質問をされますが、在学中に学んだことが答えの中に活きています。
 また、ゼミでは井上先生と学生が作品について様々な解釈を持ち寄り、議論する場面が多くありました。その際、根拠となる英文を提示し、発表することが求められました。私は人前で話すことは苦手でしたが、堂々と話せるようになりました。その経験は今、教壇に立つ際に活きています。
 法文学部で学び、私の良き師である井上先生に出会い、ゼミで良き先輩や友人に恵まれ、充実した学生生活を送ることができました。法文学部での4年間の学びは、私の人生の大事な基礎であると確信しています。法文学部で学ぶみなさん、ご自身の研究と真剣に向き合い、充実した学生生活を送ってください。

大槻 葉月さん

大槻 葉月さんOTSUKI Hazuki

就職先:日本年金機構(京都西年金事務所・厚生年金徴収課)
※2021年3月現在

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受験生へのメッセージ2014年度 人文学科卒業 大槻 葉月

 大学では、日本語学を専攻し、愛媛方言やオノマトペ、宣教師の日本語学習用に当時の話し言葉をアルファベットで書いた平家物語を漢字やひらがなに戻しながら当時の話し言葉を学ぶなど、さまざまな時代の日本語について学びました。副専攻では外国人への日本語教育を学び、外国人にもわかりやすいやさしい日本語や日本語の教え方などを学びました。専攻のほかにも、言語学、英語学、中国文学など気になった授業を取り、幅広く学ぶことができました。さらに夏休みにはアメリカへ語学文化研修、春休みにはトルコへ日本語教育の研修に行き、学びを深めました。
 私の所属する日本年金機構の国民年金課には入国されてすぐの外国人の方が年金の手続きにいらっしゃることもあります。外国人の方の対応に、日本語教育や語学の学びが活かされています。話す一文を短くしたり、尊敬語や謙譲語をあえて使わないようにしたりといったやさしい日本語を用いたり、英語で説明を行ったりしています。
 大学時代は学びに専念できるとても貴重な時間です。法文学部では幅広い学びを得られます。ぜひ楽しみながら積極的にさまざまな分野の授業を取ってみてください。そして法学・人文学の知識を身につけ、学ぶ中で思考力や表現力などを培ってください。できるかぎり多くのことに挑戦し、将来、自分の活躍できる場を見つけられることを願っています。