学べる学問分野
哲学・倫理思想史・芸術学・心理学 社会学・地理学・考古学・文化人類学 日本史・アジア史・西洋史 言語学・日本語学・日本文学・中国文学・朝鮮言語文化 |
教育方針
人文学は、思想・歴史・文学・芸術・人間・言語等に関する多様な学問知に立脚しながら、人間によって形成された文化と社会の価値をグローバルな視点から根源的にかつ多元的に問い直し、社会や共同体の多様な側面を現実に即して多角的に探究するものです。人文学履修コースでは、人文学の深い教養と知性、論理的思考力を身につけることによって、生涯学び続けることができる知的能力(コンピテンシー)と、グローバル化した現代社会で要求される知識・技能、及びそれを活用する実践力を涵養します。それにより、どのような環境においても人間の文化と社会の本質に即して主体的に考え行動し、新たな文化・社会の実現に寄与できる人間の育成を目指します。
アドミッション・ポリシー(学生受け入れの方針、入学時に問われる能力)
- 知識・理解
- 高等学校で学習する国語、外国語、地理歴史、公民、数学、理科などについて、高等学校卒業相当の知識・技能を有している。
- 思考・判断
- 物事を多面的に考察し、自分の考えをまとめることができる。
- 興味・関心・意欲、態度
- 言語・文学・文化・歴史・人間・思想・地域・社会などに興味関心を持ち、それを大学における勉学を通じて追求したいと考えている。
- 技能・表現
- 所与の問題について、自分の考えを日本語でわかりやすく表現できる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針、カリキュラムの特徴・特色)
- 専門教育科目を専門入門科目群、専門基盤科目群、専門展開科目群、演習科目群、実践科目群及び学際融合科目群に区分します。
- 学生の自由で柔軟なカリキュラム設計を可能にして、学生の興味関心に基づいた幅広い学びと深い専門的学びを保証します。
- 専門入門科目群には、人文学とは何かを考えさせる人文学基礎、リテラシー教育を行う日本語表現、日本文化に関する科目及び英語の運用能力を涵養する科目を設けます。
- 専門基盤科目群には、基礎的知識と方法の基本を学ぶ各分野の概論科目を置きます。
- 専門展開科目群には、専門基盤科目で修得した知識や基本的な方法に基づいて、より専門的な知識や方法を身につけるために特講を設けます。
- 演習科目群には、少人数指導によって専門教育を充実するために、基礎演習と演習を置きます。
- 実践科目群には、実践の場での判断力を養い、社会的な適応力を身につけるために、社会実践、コミュニケーション、文化探求の3領域の科目を置きます。
- 学際融合科目群では、社会科学の基礎的な知識を身につけさせます。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針、卒業時に必ず身につける能力)
- 知識・理解
- 人文社会科学の基本的な知識を身につけている。
- 思想・歴史・文学・芸術・人間・言語等を対象とした人文学の専門知を身につけている。
- 思考・判断
- 自ら設定した課題について、それぞれの学問領域の研究方法に即して、考察することができる。
- グローカル・マインドに立脚した多角的な視点から物事を根源的に問い直すことができる。
- 興味・関心・意欲、態度
- 人文学の知に基づいて、実践の場において主体的に考え、行動できる能力を身につけている。
- 人文学の知をもって地域社会やグローバル社会に寄与する意欲を持っている。
- 技能・表現
- 情報を収集・整理し、批判的に分析することができる。
- 他者の声に耳を傾け、自分の考えを口頭表現や文章表現によって的確に伝えることができる。