愛媛大学人文学会 公開講演会開催について

愛媛大学人文学会 公開講演会を開催します

 

■日 時■ 2017年12月9日(土) 14:00~16:00

■場 所■ 法文学部大会議室(法文学部本館8階)

■講 演■「多文化理解のためのアメリカ入門」 ウエルズ恵子 氏(立命館大学教授)

【ウェルズ恵子 (関口) /Keiko WELLS】

立命館大学文学部教授。1987-1992年に愛媛大学教養部講師。アメリカ文化・文学、歌詞や物語の比較文化研究、日本の芸能を含めた「声の文化」研究、音楽関連文化研究を専門とする。著書に『魂を揺さぶる歌に出会う:アメリカ黒人文化のルーツへ』『アメリカを歌で知る』『黒人霊歌は生きている』『狼女物語』『アメリカ黒人霊歌 19世紀・20世紀初頭文献復刻集成』全4巻(編纂・解説)など。論文に “Variations and Interpretations of the Japanese Religious Folk Ballad, Sansho-Dayu, or “Princess Anju and Prince Zushio,” “A Study of Shin Buddhist Song Lyrics Sung in the United States: Their History and Expressed Buddhist Images” など。

■講演要旨■

「異文化理解」と「多文化理解」とは、どう違うのでしょうか? 文化の観察は、多文化共生について何を教えてくれるでしょうか。歌、おとぎ話、災害時に発生する文化、幽霊話、インターネット文化などから話題を絞ってお話します。文化を分析するスキルや、社会や伝統との関係で文化を理解する習慣は、多様で混沌とした現代社会を把握する助けになると思います。

 

テキスト:ウェルズ&ギャバード著『多文化理解のためのアメリカ文化入門』
(丸善出版, 2017)

 

■参加費■ 無料(事前の申込みは不要です)

■主 催■ 愛媛大学人文学会

■問い合わせ先■

〒790-8577
松山市文京町3番 愛媛大学法文学部
中原 ゆかり(アドレス:nakahara@ehime-u.ac.jp)

 

講演会ポスター【PDF】