法文学部就職支援委員会主催セミナー「~放送業界の若手職員に聞く~NHK特別座談会@愛媛大学」を開催しました【5月21日(水)】

 2025年5月21日(水)、今年度4回目のセミナーとなる法文学部就職支援委員会主催セミナー「~放送業界の若手職員に聞く~NHK特別座談会@愛媛大学」を開催しました。NHK松山放送局より、法文学部卒業生として、アナウンサーの永井克典氏、人事担当部長の遠藤美奈子氏、さらに経営管理・営業(人事担当)の山﨑家正氏、柳田海氏、経営管理・営業(総務担当)の石渡千紗都氏、記者の廉谷直大氏、番組制作(ディレクター)の三戸創世氏、合計7人にお越しいただきました。セミナーには、1回生から3回生まで30人が参加しました。

 セミナーの前半では、永井氏の進行のもと、NHKでの働き方についてご説明いただくとともに、事前に学生から寄せられた質問に対してお答えいただきました。NHKでの働き方については、ディレクター、映像デザイン、音響デザイン、記者、映像取材、映像制作、アナウンサー、経営管理・営業、メディアエンジニアの9つの職種があり、本人の希望職種を踏まえて、丁寧なマッチングにより決まることなど、ご説明いただきました。学生からの質問については、「民間放送局とNHKとの違いはどこにあるのか」「放送業界に就職するメリット・デメリットは何か」などについて、若手職員の方を中心に、ご回答いただきました。

 セミナーの後半には、学生とNHK職員の方々による自由な意見交換の座談会が行われました。「放送部門若手職員グループ」と「採用担当者グループ」の二つにわかれて、それぞれのグループで学生の質問に丁寧にお答えいただきました。学生からは積極的に質問が寄せられ、ひじょうに活発な意見交換がされました。セミナー終了後にも、個別相談の時間を設けていただき、さらに質問したい学生に対応していただきました。

 放送業界がどのような業界で、NHKでどのような働き方ができるのかなど、学生にとって関心のある点について詳しく知ることができる貴重な機会となりました。

 

【参加学生からのコメント(抜粋)】

・普段聞けない番組をつくる方々の話を聞けて大変有意義でした。自分が見ている番組をつくっている方々の考えから、NHKの魅力の一端を垣間見ることができました。
・座談会形式の中で、様々な職種のそれぞれの方の、様々なお話や考えを聞くことができた。
・少人数制の座談会で質問の場を設けてくださり、非常に身になる経験ができた。
・座談会形式だったので、気になることを直接、具体的に聞くことができたのがよかったです。また、個人的にNHKはよく見ているので、テレビでよく見る方たちや、それを作っている方たちのお話が聞けて嬉しかったです。
・放送に関する質問だけでなく、仕事を決める際の大切なことについてお答えいただきました。非常に参考になりました。

愛媛大学人文学会 公開講演会を開催します(6月14日)

愛媛大学人文学会公開講演会を下記の通り開催いたします。
みなさまのお越しをお待ち申し上げます。

日時 :2025年6月14日(土) 14:00~16:30
場所 :愛媛大学総合教育棟1 大講義室(4階)

テーマ「文学と言語学から見た〈ことば〉の世界」

講演1:坂口周輔(愛媛大学法文学部講師)
「否定と仮定の詩学―マラルメの詩をめぐって」

講演2:徐敏徹(愛媛大学法文学部講師)
「時間を紡ぎ出す方法―ことばでは足りない時間の話」

参加費:無料(事前の申込みは不要です)
備考:大学構内の駐車場は利用できません。公共交通機関をご利用下さい。

 

講演会ポスター(PDF)

 

2025年度第3回・法文学部就職支援委員会主催セミナー「瀬戸内の魅力を発掘!瀬戸内地方の業界・企業研究セミナー」を開催しました【5月14日(水)】

 2025年5月14日(水)、株式会社キャリタス広島支社の塩津佳穂氏を講師としてお迎えし、2025年度第3回目となる法文学部就職支援委員会主催セミナー「瀬戸内の魅力を発掘!瀬戸内地方の業界・企業研究セミナー」を開催しました。学部3年生以上・大学院1年生を対象としたもので、併せて85人が参加しました。
 
 セミナー前半では、業界研究や企業研究の重要性についてお話しいただきました。業界、業種、職種という概念の違いについてや、メーカー、インフラ業界など「理系しか採用してなさそうな業界」であっても文系学生も事務系の職種で就職していることなどを学びました。
 セミナー後半では、『キャリタス就活 業界MAP』を用いて、瀬戸内地方(愛媛県、広島県)で特徴的な業界について、自動車業界、化学業界、紙・印刷・パルプ業界を例にお話しいただきました。メーカー(製造業)においてBtoBのメーカー、BtoCのメーカーにはどのような企業があり、そしてそれぞれどのように関連しているかについて学び、また業界を代表する企業として瀬戸内地方にはどのような企業があるかについても学びました。
 セミナーへの参加を通して、瀬戸内地方の業界・企業の特徴を知るだけでなく、業界や企業についての情報を収集することの重要性や、同業他社との比較研究など収集した情報のアウトプットの方法についても知る機会となりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・愛媛では広島の企業について知る機会が少なかったため、今回知ることができてよかった。
・業界や職種情報を詳しく知ることができたのに加えて、就活で注意すべきポイントもわかりやすく教えてくださって、非常に勉強になった。IR情報をしっかりみようと思う。
・企業研究やBtoBの企業の探し方など、分かっていないことを知ることができた。
・業界研究についてどのようなところから手をつけたらいいか悩んでいたが、進め方について理解することができた。
・就活において重要な部分だけでなく、ここまで知っておいたら他の就活生よりも有利、という部分まで知れたのでよかった。
・ITや電子部品等のどちらかと言えば理系の職業が気になっていて難しいかなと思っていたが、人事や総務の重要性を知って文系でも目指せる職業であることが分かったのでよかった。

 

2025年度第2回・法文学部就職支援委員会主催セミナー「就活スタートアップ 企業・業界研究講座」を開催しました【4月23日(水)】

 2025年4月23日(水)、リクナビの西田寿子氏を講師としてお迎えし、2025年度第2回目となる法文学部就職支援委員会主催セミナー「就活スタートアップ 企業・業界研究講座」を開催しました。学部3年生以上・大学院1年生を対象としたもので、併せて149人が参加しました。

 就職活動において、自分を知ること(自己分析)、企業・業界を知ること(企業・業界研究)が重要となります。自分と志望企業との間にどのような共通点があるのかを見つけることで、ミスマッチを防ぎ、自分らしく働くことができます。西田氏には、企業・業界研究を行う上で重要となるポイントについて、お話いただきました。
 セミナーでは、リクナビサポートスタッフの藤田京子氏、平野俊己氏にもサポートいただきながら、複数のワークを行いました。「気になる」業界・仕事・企業について、「なぜ気になるのか」「どのような時に気になったのか」などをワークシートに書き込み、自己分析、企業・業界研究を行いました。セミナーの後半では、就職サイトのリクナビの活用方法についてもご紹介いただきました。自分らしく働くために、自分に合った企業・業界を、どのような視点で、またどのように見つけていけばよいかについて知る機会となりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・現段階での志望業界・仕事から、他の業界へと視野を広げる方法を具体的に知ることができたのがよかった。
・普段自分で業界について調べたりすることがなかったので調べようと思うきっかけになった。
・ワークで自分の志望している職種について深め、そこから他の職業について考えるのが面白かったです。やったことのないものだったので、考え方が面白くて活用しやすいなと感じました。
・志望業界に関連する顧客や特性について考えることで、業界にはそれぞれ繋がりがあり、一つの業界に限らず広い視野で考えることが重要だと学んだ。エントリーは気軽にしても良いと知ったため、興味のある業界に積極的にエントリーしようと思った。
・知らない業界には入ることはできない、というような趣旨のお話がとても印象的でした。確かに個人向けの企業以外はあまり視野に入れたことがなく、企業内容も詳しく知らないことに気がつき、情報をこれから積極的に広げて考えてみたいと思います。
・業界について、自分が思っている以上に知らないことを感じました。自分が知らない企業について目を向けてみようと思いました。

2025年度法文学部就職支援委員会主催セミナー「インターンシップに関する説明&自己分析について」を開催しました【4月16日(水)】

 2025年4月16日(水)、株式会社マイナビの今村翔太氏を講師としてお迎えし、2025年度第1回目の法文学部就職支援委員会主催セミナー「インターンシップに関する説明&自己分析について」を開催しました。セミナーは、学部3年生以上・大学院1年生を対象としたもので、併せて163人が参加しました。

 現在、就職活動は早期化し、多くの大学生が、3年生から就職活動に取り組むようになっています。今後どのように就職活動を進めていけばよいか、就職活動のスケジュールや活動内容について、また約9割の大学生が参加すると言われるインターンシップの概要について、マイナビによる調査データなどをもとにお話いただきました。
 セミナーの後半では、就職活動を進める上で必要となる自己分析として、適性診断ツール「MATCH plus」を受検し、自分に適した業界や職業など確認しました。夏のインターンシップの参加に向けて、自己の特徴や適性について知る機会となりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・これまで就活において何をすべきか全くわからない状態だったが、企業や業界の研究の方法など、少しずつ何をすべきかわかってきた。
・不安に感じていたインターンシップについて、参加の流れや探し方などをしっかり学ぶことができた。
・インターンシップに関して多くの情報を得ることができ、自己分析についてもしっかり学ぶことができた。今後も自己分析を続け、就活アプリを用いて多くの企業をエントリーして活動状況をしっかり把握していきたい。
・各種就活イベントの存在を知るとともに、適性診断を受検することによって、自身の社会人適性能力を把握することができた。
・これからのインターンシップでの行動の仕方や、就職活動などの現状を知ることができました。自己分析により、自分では興味を持っていなかった業種が出てきたりもしたので面白かったです。
・インターン参加や自己理解促進など、就活に関してさまざまな項目を学習でき、充実した時間を過ごせた。

法文学部就職支援委員会主催セミナー「面接対策講座」を開催しました【2月12日(水)・13日(木)】

 2025年2月12日(水)・13日(木)の2日間にわたり、未来人財育成企業gift代表の福本由美氏を講師としてお招きし、3年生対象の法文学部就職支援委員会主催セミナー「面接対策講座(集団面接・グループディスカッション)」をE.U.Regional Commons(ひめテラス)1階の地域交流スクエアにて開催しました。講座には、のべ16人が参加しました。

 セミナーは、「集団面接対策」と「グループディスカッション対策」にわかれており、各日の前半で「集団面接対策」、後半で「グループディスカッション対策」が行われました。
「集団面接対策」では、企業が集団面接を行う理由や集団面接時に気をつけるポイントなどを教えていただきました。模擬集団面接を行う際には、全員が受験生役と面接官役を担当しました。面接官役を担当することで、面接官がどのような点を評価しているのかに気づくことができました。また面接官役の参加者、講師の福本氏からのフィードバックによって、自分が相手にどのように見られているのかを知ることができました。
 「グループディスカッション対策」では、企業がグループディスカッションを行う理由やグループディスカッション時に気をつけるポイントなどを教えていただきました。「よりよい上司とは?」「新入社員に求められる力は?」などのテーマで、模擬グループディスカッションを行いました。講師の福本氏から、一人一人の発言やグループ内での役割について、良かった点や改善点など、さまざまなアドバイスをいただきました。はじめて会う人たちと、いかに円滑にディスカッションするかを体験するよい機会となりました。
 セミナー参加した学生からは、「面接の実践を行い、フィードバックをもらったことで、自分に不足しているところが明確になった。」「初めて面接練習をしたので、緊張しましたが、アドバイスをいただけたり、他の方の様子を見て勉強することが出来たのでとても良かったです。」「対面でのグループディスカッションは初めてでしたが、自分の良かった点と悪かった点をどちらも教えていただけたので、今後にいかしていきたいと思いました。」などのコメントがありました。

法文学部就職支援委員会主催セミナー「就活ウォーミングアップ講座」を開催しました【2月13日(木)】

 2025年2月13日(木)、株式会社マイナビより今村翔太氏を講師としてお迎えし、2年生を対象に、法文学部就職支援委員会主催セミナー「就活ウォーミングアップ講座」を開催しました。セミナーには、48人が参加しました。

 3年生になると就職活動が少しずつはじまっていきます。オープンカンパニーを含むインターンシップには、3年生の8割以上の人が参加するといったデータも発表されています。今村氏には、早期化している就職活動において、どのようなスケジュールで、どのような活動を、どの程度行っていけばよいかについて,マイナビの調査データをもとに、お話しいただきました。
 セミナーでは、自己分析するためのキャリアデザインツール「適性診断MATCH plus」を受検しました。受検結果から、自分の強みや向いている業界・職種などを確認することができました。
 セミナーの後半には、リクルートの天野司基氏に、就職ポータルサイト「リクナビ」についてご説明いただきました。就職活動を進めていくにあたって、マイナビ・リクナビなどのアプリを使っていくことになります。これらのアプリをどのように活用すればよいか、具体的な活用方法を教えていただきました。3年生になってからの就職活動を円滑に進めるために、今必要なことを知る機会となりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・就職活動に向けたスケジュールや、企業が重要視している能力について知ることができてよかった。
・適性診断をうけて、自分の足りない能力がわかったので、今後の大学生活で伸ばしていけるようにしたい。まずは興味のある企業を調べ、インターンシップにエントリーするようにしたい。
・今回学んだことを活かして、有意義な就職活動を進められるよう準備していきたい。

 

法文学部就職支援委員会主催セミナー「エントリーシートの書き方講座」を開催しました【2月5日(水)・6日(木)】

 2025年2月5日(水)・6日(木)2日間にわたり、未来人財育成企業gift代表の福本由美氏を講師としてお招きし、3年生対象の法文学部就職支援委員会主催セミナー「エントリーシートの書き方講座」をE.U.Regional Commons(ひめテラス)1階の地域交流スクエアにて開催しました。講座には、5人が参加しました。

 講座では、エントリーシートが、企業(官公庁)にとって志望者の人となりを知るための貴重な情報であること、だからこそ自分の強みや自分らしさを具体的に伝えることが重要であること、企業(官公庁)の思いと自分の思いをマッチングしていくことが大切であることなどを教えていただきました。
事前に書いてきたエントリーシートの参加者間での読み合いや、講師の福本氏との対話などを通して、良く書けているところと改善すべきところに気づくことができました。就職活動が本格化する3年生にとって、自分の強みや自分らしさを伝えることの大切さ、効果的に伝えるスキルを学び、さらによいエントリーシートへブラッシュアップさせる機会となりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・エントリーシートを書く要点に加え、面接や内定後も含め体系的な就活に対する考え方を深めるのにも役立ちました。
・これまでエントリーシートを書いたことがなく分からないことばかりだったので、自分が書いてみたエントリーシートの良い点と悪い点がどちらもわかりました。
・エントリーシートで何を見られているか、どう書くのが印象に残るかなど、コツを知ることができ有意義な学びを得られました。

第35回 愛媛大学法文学部国語国文学会(令和6年度 卒業論文発表会)

【と き】2025年2月22日(土)13:15~17:00
【ところ】愛媛大学法文学部本館・8階・大会議室
※関係者限定/遠隔・対面ハイブリッド開催

【研究発表】
⑴13:20~13:50
 高岡ちかさん〔4回生〕 
  田山花袋「蒲団」論―「露骨なる描写」の実践についての考察―
⑵13:50~14:20
 森華菜さん〔4回生〕
  『初宝鬼島台』に反映された一九の社会観と貧福論
 <休憩10分>
⑶14:30~15:00
 福原帆乃香さん〔4回生〕
  『平家物語』における漢故事の機能
⑷15:00~15:30
 花岡小羽さん〔4回生〕
  「おなじ心」という理想―和泉式部の歌と『源氏物語』―
 <休憩15分>
【退任記念講演】
15:45~16:45
 西耕生先生〔本学教授〕
  「見ずもあらず見もせぬ人」への恋―伊勢・大和・源氏それぞれの物語―
【総会】16:45~17:00

※資料やZoomのUR学会前日には日文HP(http://jllab.ll.ehime-u.ac.jp/)にアップいたします。

法文学部就職支援委員会主催セミナー「就職活動スタート実践セミナー」を開催しました【1月16日(木)・17日(金)・22日(水)・23日(木)】

 2025年1月16日(木)・17日(金)・22日(水)・23日(木)の4日間にわたり、能力開発システム研究所代表の木曽千草氏を講師としてお招きし、3年生対象の法文学部就職支援委員会主催セミナー「就職活動スタート実践セミナー」をE.U.Regional Commons(ひめテラス)1階の地域交流スクエアにて開催しました。セミナーには、17人が参加しました。

 セミナーは、2つのステップにわかれており、第1週目(16日(木)・17日(金))にはSTEP1「自分発見セミナー」、第2週目(22日(水)・23日(木))にSTEP2「面接練習」が行われました。
 STEP1の「自分発見セミナー」では、自分の良さ・強みについて、自ら考えるとともに、グルーワクーク・ペアワークで他者の視点を伝えてもらうことで,深く知ることができました。企業・官公庁がエントリーシートや面接試験が課す目的の一つに、学生のことを少しでも知るためということを教えていただき、自分の良さ・強みをどのように伝えることができるかについてじっくり考える時間となりました。
 STEP2の「面接練習」では、面接時には簡潔に伝えることが重要であることを教えていただきました。効果的な伝え方のホールパート法やPREP法など使って面接練習を行いました。面接練習では、受験生役だけでなく、自らも面接官役も担当することで、面接官がどのような視点で受験生をみようとしているのかを知ることができました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・グループになって自分を表すキーワードについて説明したり質問しあったりする活動を通して、自分の強みや弱みを明確にできるきっかけになったと同時に第三者から見た自分の評価について知ることができて有意義だった。
・集団面接では、なるべく短く簡潔に答える必要があるということを学びました。セミナーを通じて、自己分析ができていないことを痛感しました。自己PRではPREP法を用いて、文章を組み立てようと思います。