法文学部就職支援委員会主催「愛媛県内の企業・工場見学」を開催しました【11月20日(水)】

 2024年11月20日(水)、法文学部就職支援委員会主催の「愛媛県内の企業・工場見学」を開催し、愛媛県大洲市の仙味エキス株式会社、株式会社アイテックを見学しました。法文学部就職支援委員会では、愛媛県内の企業を深く知るため、また学生のキャリア意識形成のための取り組みとして、昨年度より、愛媛県内の企業・工場見学を行っています。

 午前は、仙味エキス株式会社を訪問しました。同社は、魚介・畜産類を原料としたエキス調味料及び機能性食品素材の製造、販売を事業とする企業です。まず、企業の概要についての説明を受けました。エキス調味料では全国有数のシェアの企業であること、B to B企業(企業間で取引をする企業)のため一般消費者にはあまり知られていないもののスーパー・コンビニなどで見かける様々な商品に同社製造のエキス調味料が使われていることなどの紹介がありました。続いて、2024年7月に稼働し始めたばかりの新工場に移動し、エキス調味料の製造過程を見学しました。

 午後は、株式会社アイテック冨士工場を訪問しました。同社は、化粧品・医薬部外品の製造・販売、OEM・ODM や歯ブラシ、歯磨きの製造、販売を事業とする企業です。まず、企業の概要について説明を受けました。化粧品業界ではOEM(Original Equipment Manufacturer)やODM(Original Design Manufacturer)が重要な役割を果たしており、同社では様々なOEM・ODM製品を製造していることが紹介されました。続いて、工場に移動し、歯ブラシの製造過程、化粧品チューブの製造や充填、印刷の様子などを見学しました。

 2社ともにB to B企業であるため、訪問前は学生たちは2社のことを限定的にしか知りませんでしたが、今回の訪問をとおして2社の製品が様々なところで使われていることを知り、身近に感じることができたようです。また、B to BやODM・OEMといったことについても詳しく知ることができました。さらに、学生たちは、事業内容にとどまらず、製造技術や働き方など、さまざまなことを積極的に質問していました。

 参加した学生たちにとっては、愛媛県内の隠れた有名企業を知ることができ、また普段は見ることのできない企業・工場の現場を見学することで、「働く」ということを身近に感じることができるなど、今後就職活動をスタートするにあたっての貴重な機会となりました。

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参加学生の感想

・BtoBの企業に興味を持っていたため、事業内容等を説明いただいたり、実際に仕事
をされているところを目で見させていただいたりしたことによって、BtoB企業の魅力
を体感して知ることができ、就活の意欲が上がるいい経験になった。

・実際に働いている様子を見学したことで、具体的な業務内容や働かれている方の会
社や製品に対する想いを知ることができて良かった。

・実際に見学をさせていただいたことで業界研究が進み、将来の就職先を検討する際
の視野や選択肢を広げることができたので、非常によい経験になりました。

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法文学部就職支援委員会主催「仕事選びの業界説明会」を開催しました【11月13日(水)】

 2024年11月13日(水)、財務省神戸税関、愛媛県庁、サイボウズ株式会社、株式会社伊予銀行、BEMAC株式会社(敬称略)の全5社・官公庁をお招きし、法文学部就職支援委員会主催の「仕事選びの業界説明会」を開催しました。説明会には、1年生から4年生まで、39人が参加しました。

 幅広い視点で自らのキャリアを考えるということで、ご参加いただいた全5社・官公庁の説明を聞きました。各社・官公庁より、どのような業務内容を行っている等、ご説明いただいた際には、学生たちはメモをとりながら熱心に聞いていました。全5社・官公庁の説明を聞いた後、多くの学生が、さらに詳しい話を聞きたいということで、各社・官公庁の部屋を訪れ、積極的に質問をしていました。法文学部生限定また少人数の説明会であったこと、さらにご参加いただいた企業・官公庁のなかには、本学部出身の卒業生の方もいらっしゃったことなどもあり、学生たちにとってひじょうに身近に企業・官公庁を感じることのできる会となりました。

オープンキャンパス2024を開催しました

2024年8月8日(木)・9日(金)の2日間、オープンキャンパスを開催しました。

多くの高校生の皆さん、保護者の皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました。

8月8日(木)

自由参加プログラム(事前申し込み不要)

10:00〜
15:00
グローバル・スタディーズ・コース展示室&法文学部留学フェア
なんでも相談室&休憩室
11:15〜
12:15
学部説明会・学生生活の紹介
14:00〜
15:00
学部説明会・学生生活の紹介

8月9日(金)

自由参加プログラム(事前申し込み不要)

10:00〜
15:00
グローバル・スタディーズ・コース展示室&法文学部留学フェア
なんでも相談室&休憩室
11:15〜
12:15
学部説明会・学生生活の紹介
14:00〜
15:00
学部説明会・学生生活の紹介
13:30〜
15:00
研究室・資料室めぐり

事前申し込みプログラム(事前申し込み必要)

10:30〜
11:30
ガイダンス・質疑応答
12:30〜
13:20
法文学部模擬講義
①イギリス文学を楽しむ―ロアルド・ダールの短編を例に―
②法はおカタいか?~「法律上の夫婦」と「事実上の夫婦」~
③言語学とは何をする学問なのか
④海外フィールド実践  ウガンダ

愛媛大学人文学会 公開講演会のお知らせ(11月16日)

 パレスチナ・イスラエル・イエメンなど中東の紛争地を撮影してきたドキュメンタリー写真家・森佑一氏を招き、豊富な映像資料とともにご講演いただきます。併せて、イスラエルとパレスチナの、子供同士の交流を描くドキュメンタリー映画「プロミス」の無料上映会も行います。
 昨年10月7日のイスラム組織ハマスによる攻撃に端を発した紛争は、1年を経た今も激化の一途をたどっています。SNSやニュースなどで伝わってくる単純化された様相ではなく、森氏の講演や上映映画を通して、現地の人々の暮らしぶりや、現状に対して抱いている考え、感情など、現地の実情に対する理解を深め、第三者(日本人)としてこの問題とどう向き合っていくか、考えてみたいと思います。

 

日 時:2024年11月16日(土)13:00~16:30(開場12:30)

場 所:愛媛大学 共通講義棟A11教室(愛媛県松山市文京町3番)

参加費:無料 ※事前申し込み不要 定員:200名

プログラム:【映画上映】「プロミス」(2001年/アメリカ映画/104分)

      【講演】森祐一氏(ドキュメンタリー写真家)

      「イスラエル・パレスチナ、第三者の視点から見る共存への道」

 

主 催:愛媛大学 人文学会

共 催:法文学部 多様性研究会

講演会ポスター(PDF)

法文学部就職支援委員会主催セミナー「就活リスタート講座 企業研究の方法」を開催しました【9月27日(金)】

 2024年9月27日(金)、株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースの岩崎雅広氏を講師としてお迎えし、学部3年生以上を対象に、「就活リスタート講座 企業研究の方法」を開催しました。今回のセミナーは、Zoomを使ったオンライン開催で、11人が参加しました。

 セミナーでは、多くの3年生が参加する夏のインターンシップと、これから開催される秋冬のインターンシップとに、どのような違いがあるのか、またその違いを踏まえて、今後どのような活動が必要となるのかなど、企業の採用担当者や内定を得た学生からのヒアリングによって得られた情報・データなどをもとに、お話いただきました。
 就職活動の初期段階に行うものと思われがちな業界・企業研究ですが、初期段階だけでなく、その時々で行うことで、よりよい業界・企業選択につながること、さらに業界・企業研究をどのように行えばよいのか、その手順・方法、なぜ業界・企業研究を行うのか、その意義・目的など、具体的かつ丁寧にお教えいただきました。
 3年生にとって、本格化していく就職活動をどのように進めていけばよいのかについて学ぶ機会となりました。

「法学検定試験ガイダンス」と「井田良先生によるミニ講演(刑法)」を開催しました【7月9日(火)】

 2024年7月9日(火)、法文学部法学・政策学履修コース2年次必修科目「社会科学リテラシー」において、公益社団法人商事法務研究会法学検定試験委員会事務局長の岩佐智樹氏と、法学検定試験委員会委員(中央大学法科大学院教授・慶應義塾大学名誉教授)の井田良先生を講師としてお迎えし、「法学検定試験ガイダンス」と「ミニ講演 刑法をどう学ぶか~現れている部分と隠れている部分~」を実施しました。

 「法学検定試験」は、公益財団法人日弁連法務研究財団と公益社団法人商事法務研究会が共同で組織した法学検定試験委員会が実施している、法学全般に関するわが国唯一の検定試験で、全国の大学で法学を学ぶ学生が数多く受験しています。

 岩佐氏には、法学検定試験ベーシック<基礎>コースの問題集を使って学習することで、法学一般、憲法、民法、刑法の基礎知識が身につくこと、また大学の授業の予習・復習にもなること、公務員試験などの試験の基礎固めになること、大学で法学を学んだことを客観的に証明するツールとして各企業や団体等の就職・採用試験の場でも役立つことなどをお話しいただきました。

 井田先生には、刑法の条文に書かれていることは刑法のごく一部にすぎず、刑法は刑法学を通じてしか学ぶことができないことを、「人の始期」「方法の錯誤」といった具体的な論点における法解釈を素材にしてお話しいただきました。井田先生のご講演から、刑法学を学ぶことは「社会」と「人」を学ぶこと、刑法学は厳密な論理的思考力を身に付け、これを鍛えるのに好適な分野であることなどを学ぶことができました。

 お二方からのお話を通じて、法律学の効果的な学習方法の一例を知ることができました。法学・政策学履修コース2回生にとっては、今後どのようにして法律学を学んでいくのがよいかを考えるよい機会となりました。

令和6年度愛媛大学法文学部後援会総会の結果等について(報告)

 7月6日(土)に開催いたしました総会において、すべての議題が可決されましたことをご報告申し上げます。
 なお、資料につきましては、以下よりご確認ください。

(1)「令和6年度愛媛大学法文学部後援会総会」資料
(2)「愛媛大学法文学部の就職支援等に関する報告会」資料
※郵送でご案内したパスワードの入力が必要です。

法文学部就職支援委員会主催セミナー「NHK特別セミナー@愛媛大学」を開催しました【5月29日(水)】

 2024年5月29日(水)、NHK松山放送局より、法文学部卒業生のアナウンサーの永井克典氏と、ディレクターの河村柚花氏を講師としてお迎えし、学部・大学院全学年を対象に、法文学部就職支援委員会主催セミナー「NHK特別セミナー@愛媛大学」を開催しました。セミナーには、1年生から大学院生まで54人が参加しました。

 永井氏には、アナウンサー職の魅力と働き方についてお話いただきました。法文学部でどのような学生生活を送られたのかという話を皮切りに、初任地の高知放送局から現在の松山放送局まで10局の転勤を経験されたことや、自らアナウンサーとしてニュース報道やスポーツ実況などを担当するだけでなく、現在では、新人アナウンサーの研修など若手職員のサポートを行われていることなどをお話いただき、テレビ画面では知ることができない部分を知ることができました。
 河村氏には、ディレクターの魅力と働き方についてお話いただきました。NHK入局当初ディレクター職ではなかったことから、ディレクター職に変わることになったきっかけや、ディレクターとして番組を制作する上で大切にされていることなど、実際に制作された番組を視聴しつつ、ディレクターの魅力と働き方について知ることができました。
 セミナーの最後には、経営管理企画センターの柳田海氏より、勤務形態として、全国各地の地方局に勤務する全国職員と特定の地方局を中心に勤務する地域職員の2タイプがあること、アナウンサー、ディレクター以外にも、記者や映像デザイン・音響デザインなど多様な職種があることなど、NHKでの働き方・採用活動についてお話いただきました。
 3人の方からのお話を通じて、NHKがどのような使命を持った放送局なのか、またそれぞれの職種・勤務形態でどのような働き方ができるのかなど、多くのことを学ぶ機会となりました。