【参加者募集】日本交通学会2023年度第82回研究報告会 統一論題シンポジウム「ポストコロナ社会における交通グリーン戦略」

日本交通学会主催のシンポジウムについて、ご案内申し上げます。
このシンポジウムでは、「ポストコロナ社会における交通グリーン戦略」を主題として、特にカーボンニュートラルに向けた交通業界の取組とその今後の方向性について議論します。成田国際空港株式会社社長の田村明比古氏をはじめとする多彩な講演者が登壇し、パネルディスカッションを行います。
2023年、観測史上最も暑い夏と言われた年にふさわしい重要なテーマを一緒に考えませんか?
ぜひお気軽にご来場いただき、貴重な議論にご参加いただければと思います。皆様のご来場を心より歓迎いたします。

日時:2023年10月7日(土)12:30~15:10(受付開始は11:30から)
会場:南加記念ホール(愛媛大学城北キャンパス)
参加費:無料
申込:以下のフォームよりお申し込みください。締切は9月25日(月)正午です。先着50人とさせていただきます。
申し込みフォームはこちら
主催:日本交通学会(日本交通学会ホームページ
基調講演:田村 明比古 氏 (成田国際空港株式会社 代表取締役社長)
パネルディスカッション
<パネリスト>(50音順)
田村 明比古 氏 (成田国際空港株式会社 代表取締役社長)
三重野 真代 氏 (東京大学公共政策大学院 特任准教授)
味水 佑毅 氏 (流通経済大学 教授)
三好 千景 氏 (Cranfield University, Reader、 広島大学 特任教授)
森本 清二郎 氏 (日本海事センター 主任研究員)
<コーディネーター>
福井 秀樹 氏 (愛媛大学 教授)

趣旨概要
新型コロナウイルス感染症はあらゆる産業に大きな影響を及ぼしました。交通業界も例外ではありません。
この影響からの回復を模索する中で、交通業界にとってさらに重要な課題が浮上しています。それは、温室効果ガスの排出を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」の目標です。日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを実現することを国際的な公約として掲げています。
このカーボンニュートラルの課題は、四国という地域社会に住む私たちにとっても無視できないものです。四国地域では鉄道で移動できる範囲に限りがあることから、遠距離の移動には航空機、中近距離の移動には自家用車が頻繁に使われています。しかし、これらの交通手段は輸送量あたりの二酸化炭素排出量が高く、環境に対する影響が大きいのが現実です。
では、交通部門における温室効果ガスの排出を減らすために、どのような取組が望ましいのでしょうか? 一緒に考えてみませんか? 地域社会として、より持続可能な交通手段やエネルギー源への移行を検討し、環境への負荷を減らす方法を共に模索することが、私たちの未来に向けた重要なステップとなります。

詳細は以下の大会プログラムよりご確認ください。
日本交通学会2023年度第82回研究報告会プログラム(PDF 1,393KB)

参考Webサイト
国土交通省 運輸部門における二酸化炭素排出量(令和5年5月17日更新)

お問い合わせは、お気軽に下記までお寄せください。

愛媛大学法文学部・教授
福井秀樹
Email: fukui.hideki.hz@ehime-u.ac.jp