2025年7月

令和7年度愛媛大学法文学部後援会総会の結果等について(報告)

 7月5日(土)に開催いたしました総会において、すべての議題が可決されましたことをご報告申し上げます。
 なお、資料につきましては、以下よりご確認ください。

(1)「令和7年度愛媛大学法文学部後援会総会」資料
(2―1)「愛媛大学法文学部の就職支援等に関する報告会」資料1
(2―2)「愛媛大学法文学部の就職支援等に関する報告会」資料2
(2―3)「愛媛大学法文学部の就職支援等に関する報告会」資料3

※郵送でご案内したパスワードの入力が必要です。

法文学部就職支援委員会主催セミナー「愛媛県庁ガイダンス」を開催しました【6月25日(水)】

 2025年6月25日(水)、今年度6回目のセミナーとなる法文学部就職支援委員会主催セミナー「愛媛県庁ガイダンス」を開催しました。愛媛県庁より、法文学部卒業生として、人事委員会事務局採用給与課 日野瑞希氏、企画振興部政策企画局少子化対策・男女参画課 塩野陽平氏、農林水産部森林局全国植樹祭推進課 髙橋美湖氏にお越しいただきました。セミナーには、学部1年生から4年生、大学院生の83人が参加しました。

 セミナーの前半では、日野氏より、愛媛県庁がどのような組織体で構成され、どのような取組をしているか、また愛媛県職員がどのような働き方をしているかについて、お話いただきました。ワークライフバランスを実現するために、「休暇制度」や「子育て支援制度」を充実させるとともに、「働き方改革」を推進するなど、具体的な愛媛県庁の取組を知ることができました。 セミナーの後半では、髙橋氏、塩野氏より、大学時代、法文学部でどのようなことを学ばれ、大学での学びを活かして、現在、どのような業務に従事されているかについて、お話いただきました。髙橋氏、塩野氏ともに、現在の業務が、一般的にイメージされる公務員と異なる業務を担当されていることに学生たちは驚きつつも、現場で活躍されている法文学部卒業の先輩たちのお話に熱心に聞き入っていました。

 セミナーでは、事前に学生から寄せられた質問に対してお答えいただくとともに、セミナー終了後には、個別相談の時間を設けていただき、さらに質問したい学生にもご対応いただきました。愛媛県庁また愛媛県職員の“リアル”を知ることができるセミナーとなりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】

・公務員の具体的な業務内容や、目指したきっかけなど自分にとって参考になる部分をたくさん吸収することができました。
・就活から実際に働いてみてのリアルな体験談を聞くことができて、自身の就活について考える機会となりました。
・愛媛県庁で働くということをリアルに感じることができ、県庁について詳しく知ることができました。どのような大学生活を送っていらっしゃったのか、またどのように就活進めて行ったのかを聞ける機会はなかなかないので、とても参考になりました。
・県庁はなんとなく、堅い・厳しいというイメージがありましたが、お話を聞いている中で、政策から実務まで積極的に関わることができ、働きやすい環境であることがわかりました。
・ワークライフバランスが充実した仕事環境であることがわかり、さらに興味を持つことができました。

法文学部就職支援委員会主催セミナー「夏インターンシップを有効活用するために!ダイヤモンド就活ナビによる業界・企業研究講座」を開催しました【6月18日(水)】

 2025年6月18日(水)、株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース新卒メディア事業局大学支援部の岩崎雅広氏を講師としてお迎えし、2025年度第5回目となる法文学部就職支援委員会主催セミナー「夏インターンシップを有効活用するために!ダイヤモンド就活ナビによる業界・企業研究講座」をオンラインで開催しました。学部3年生以上・大学院1年生を対象としたもので、併せて52人(Zoom参加36人、会場参加16人)が参加しました。
 セミナーは、3部構成で行われました。まず、「就職活動スケジュールとインターンシップ事情」として、夏に開催されるインターンシップに特徴についてお話しいただき、インターンシップに参加するだけでなく目標を設定して設定した目標に対する成果を確認することや学びの整理をすることで成長が促進されること、学びそのものと学ぶ過程の中での成長は広く評価対象となることなどを学びました。次に、「タイプ別・インターンシップの使い方」として、学業と就職活動のバランスのとり方を学び、大学生活の過ごし方の違いによるタイプ別や、インターンシップに求めていることの違いによるタイプ別のインターンシップの使い方について学びました。そして、「業界・企業研究」として、まずキャリア選択には自己理解と相手理解が大切であり、そのためには自己分析や業界・企業研究、とくにミスマッチを防ぐために自分の知らない業界を知ることが重要であることなどを学び、続いてOB・OG訪問、インターンシップ、リクルーター・メンター、セミナー、IR情報など、業界・企業についての情報収集の方法やその特徴などについて学びました。
 セミナーへの参加を通して、夏インターンシップの活用の方法から、業界・企業研究の意義や多様な情報収集手段に至るまで、就職活動に関する注意事項を、幅広く、また詳細に知る機会となりました。加えて、大都市圏の大学生の就活事情についても詳細なお話があり、それを受けて愛媛大学法文学部の学生が都市部で就職活動をする際にはどのような点に気をつけたらいいかについてのアドバイスをしていただくなど、学生にとっては多くのことを知ることのできる貴重な機会となりました。

【参加学生からのコメント(抜粋)】
・インターンシップに参加することが全てだと考えていましたが、インターンシップになぜ参加するのか目的を考えること、またOBOG訪問をして働いたあとのキャリア形成について考えることなど新しい視点を今回知ることができた。
・データを使った説明や、学生タイプ別のやるべきことについて詳しく説明してくださったので、とても参考になった。
・就職の早期化やインターンシップが就職に直結するということで、「インターンシップに行かないと就職できない」というイメージが大きかったので、少し安心することができた。
・業界研究や自己分析に加えて、インターンシップで質問する内容は調べたらわかることではなく、働いている人からしか聞くことができない内容を聞けるように調べておきたいです。
・自分と企業のマッチングを重視しながら今後の就活を進めていきたいと思います。