教員からのメッセージ

　私は、人生の過渡期である若者（大学生）の「自己実現」について教育心理学的な視点から分析しております。マズローの欲求階層説によれば、自己実現とは「人が自分の潜在能力を最大限に発揮し、最良の自分になる」ことを意味します。これは成長の究極的な段階と考えられ、個人が自己の能力や才能を開花させ、内的な満足感を得る状態です。
　コロナ禍では、多くの学生が変化や葛藤を経験しました。困難な状況も多く経験しましたが、上手に適応し新しいスキルを手に入れていく姿は、多くの成長を感じました。人生には困難なことが多くありますが、色んな経験を経て、柔軟に対応できる「しなる心」・「しなやかな強さ」を持って社会に出て欲しいと思っております。
　社会科学講座では、豊富に文献が揃っており、教員も学生も活用しております。多くの知識を得て、楽しく充実した大学生活を過ごしてください。
大学生活で培われたものは、一生の財産になります。学生時代の友人は、一生の友人！